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ゆっくり魔法図書館 図書館-喜劇区画2 タマ蔵~カラオケ編 ■タマ蔵~カラオケ編 その3 (←前) || || || + γ+⌒ヽ + |~二二二二二~| + (,++++) + | | | | / ヾ---´ \ | | | | |_二二二二二__| 荒野より 作詞 中島みゆき ♪~ 作曲 中島みゆき ,- ' ( / ,-、 \ ) ----- . |i-, ,- | ( ヽ ) / . . . . . . .ヽ || ||ロ===========ヽ..ヽ_ノ. ノ/ . '''  ̄ ヽ . . . ) |i-' '-。。 ,.-'' . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ) . . ./== 。o (==- . . . . . . . . . . . . . . . . ( ./ o ( . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ヽハ ') . . . )ノ_ハ )' -、--ヽ. . . .).;,;,ヽ ふふふ…それじゃあ ,ノ . . . )r=ミ r=ミ i';.ノ. . . . . \ (' . . . . .⊂⊃ ,___, ⊂⊃ヽノ 人 . .) 次は私があなた達にトドメを刺してさしあげましょう。 )ノ)∧人 ヽ _ン )ヽ. .ノ . . ) ).ノ (/>.. ..,_____,,イ'ノ/ .ノノノ ' ,-- 、 ) キヽ-、 ... ...... て ノ 'ー' ) ). -..、 て ノ ノ .ノ =-、 て / // } = . ', `ー─''´ ) = =/) =人 -=) 〈== =∠レ_ノ/ ノノレ '. ノ, ,ノ / r=ミ r=ミレイ ソ ああ!!!私が歌おうと思ってた歌! フ ! '" ,___, "iノ 〈 ノィ 人.U ヽ _ン 人 ) ヽイレヘ >、.., ____,, ._イレノ´ 、 // 、)\ , ノV ( ' V( ノ ヽ 'ヽ ' ヽ , '--' ') i'V、 ... .... .. 'ヽ ,___ノ . . / 'ヽ_''.;;---- 、V...._. . . . . . . . . /、 __, -'' , '''' "' '''' -- ' 、 . . . . ''/ >==─ == 'v . ノ (/ / 人 i i )\ ノ --、 ) / ノゝ )/)/)//ヽ_.// 亜 i '-' i/| (ヒ_] ヒ_ン ) i( (ノ|ヽヽ| 君がその曲を狙っている事はわかっていました…。 ( ) ヲ i"" "ノ ヽヽ ̄イ ( ) i' 人 - - ' フ ' -- ')-、 ( ) | ; ;;| >.. ..,____,, ノ ,,,、ノ_.ノ ̄ i ̄ ̄'〈´ ̄`ヽ.r r、__/ r-、 ;) 、_ノヽ ヽ ノク ,,,--'/ ヽ ノ |' -.、ノ \// / / || || || + γ+⌒ヽ + |~二二二二二~| + (,++++) + | | | | / ヾ---´ \ | | | | |_二二二二二__| 望みは何かと訊かれたら → 君がこの星に居てくれることだ ,- ' ( / ,-、 \ ) ----- . |i-, ,- | ( ヽ ) / . . . . . . .ヽ || ||ロ===========ヽ..ヽ_ノ. ノ/ . '''  ̄ ヽ . . . ) |i-' '-。。 ,.-'' . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ) . . ./== 。o (==- . . . . . . . . . . . . . . . . ( ./ o ( . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ヽハ ') . . . )ノ_ハ )' -、--ヽ. . . .).;,;,ヽ ほほほ…! ,ノ . . . )r=ミ r=ミ i';.ノ. . . . . \ (' . . . . .⊂⊃ ,___, ⊂⊃ヽノ 人 . .) これも勝つ為の立派な作戦なのよ!!! )ノ)∧人 ヽ _ン )ヽ. .ノ . . ) ).ノ (/>.. ..,_____,,イ'ノ/ .ノノノ ' ,-- 、 ) キヽ-、 ... ...... ノ 'ー' ) ). -..、 ノ ノ .ノ =-、 / // } = . ', `ー─''´ ) = =/) =人 -=) 〈== =∠レ_ノ/ ノノレ '. ノ, ,ノ / r=ミ r=ミレイ ソ 始まってるじゃない!ちゃんと歌いなさいよ!!! フ ! '" ,___, "iノ 〈 ノィ 人.U ヽ _ン 人 ) ヽイレヘ >、.., ____,, ._イレノ´ 荒野より君に告ぐ 僕の為に立ち停まるな → 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない ,- ' ( / ,-、 \ ) ----- . |i-, ,- | ( ヽ ) / . . . . . . .ヽ || ||ロ===========ヽ..ヽ_ノ. ノ/ . '''  ̄ ヽ . . . ) |i-' '-。。 ,.-'' . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ) . . ./== 。o (==- . . . . . . . . . . . . . . . . ( ./ o ( . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ヽハ ') . . . )ノ_ハ )' -、--ヽ. . . .).;,;,ヽ …ほほほ… ,ノ . . . )r=ミ r=ミ i';.ノ. . . . . \ (' . . . . .⊂⊃ ,___, ⊂⊃ヽノ 人 . .) 私、この歌盛り上がる所しか知らないのよ…。 )ノ)∧人 ヽ _ン )ヽ. .ノ . . ) ).ノ (/>.. ..,_____,,イ'ノ/ .ノノノ ' ,-- 、 ) キヽ-、 ... ...... ノ 'ー' ) ). -..、 ノ ノ .ノ =-、 / // } = . ', `ー─''´ ) = =/) =人 -=) 〈== =∠レ_ノ/ ノノレ '. ノ, ,ノ / r=ミ r=ミレイ ソ 今がそうじゃない!!! フ ! '" ,___, "iノ 〈 ノィ 人.U ヽ _ン 人 ) そんな程度しか知らないなら私に歌わせなさいよ!!! ヽイレヘ >、.., ____,, ._イレノ´ __ , --'. ', ---- 、 / --- ヽ ノノ ノ ヽ ヽ / / ノ ノ ノi 人 | }. { ( ( / /--ノ ノノ --)/) ノ )'ウ 人 . .ノ ( r=ミ r=ミ / . .ノ/ あらあらみっちゃん ( )( 人 ,___, ノ ) . ( ( ) )ノ . . ) ヽ _ン ( ノ . ノ ヽ 相手が知らない歌を歌ってるなんてチャンスじゃない。 ノ ( ) (>.., ______ ._イノ ( . . . . \ (' '' ) i=====i ノフ フ , ' ⌒´ ̄ 、⌒( `ヽ、 、 ,-'" )) `ー' ヽ _)) ___ ( (_-──-__,─'ノ ̄ ,, ー ー 、 / ゙、..} 二 {..,─'ヽ`ヽ ,,'' / ヽ l r=ミ r=ミヽ ) 歌おうと思ってた歌を他の人に ,'' / ノxxx ム___ゝ xxx l ( 歌われるのってツライんですよ…。 .| | ; | ( // _ノ ,,,,,,,,ヽ、ヽヽ ,) ヽ、 | /| __,./ 、__. /ヽヽ彡 ̄_ノ ヽ、 ̄ミ ) それも相手がうろ覚えで歌ってたりすると尚更… .| ; ( ( r=ミ r=ミヽ( ( ´ ̄  ̄` ノ ヽ .| ヽ)))''xxx ,___, xxxx''( ))`ー─ ---─---─ ' __) | || ) ヽ U ヽ _ン ノレヽ`(__(___,-── '" .| | >,、 _____, ,.イ | | | | ヽ ゝ / | |; | } || || || + γ+⌒ヽ + |~二二二二二~| + (,++++) + | | 70点 | | / ヾ---´ \ | | まあまあ | | |_二二二二二__| ,- ' ( / ,-、 \ ) ----- . |i-, ,- | ( ヽ ) / . . . . . . .ヽ || ||ロ===========ヽ..ヽ_ノ. ノ/ . '''  ̄ ヽ . . . ) |i-' '-。。 ,.-'' . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ) . . ./== 。o (==- . . . . . . . . . . . . . . . . ( ./ o ( . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ヽハ ') . . . )ノ_ハ )' -、--ヽ. . . .).;,;,ヽ ふふふ… ,ノ . . . )r=ミ r=ミ i';.ノ. . . . . \ 点数はともかく、相手に与えたダメージは大きいわ。 (' . . . . .⊂⊃ ,___, ⊂⊃ヽノ 人 . .) )ノ)∧人 ヽ _ン )ヽ. .ノ . . ) ).ノ (/>.. ..,_____,,イ'ノ/ .ノノノ ' 、 // 、)\ , ノV ( ' V( ノ ヽ 'ヽ ' ヽ , '--' ') i'V、 ... .... .. 'ヽ ,___ノ . . / 'ヽ_''.;;---- 、V...._. . . . . . . . . /、 __, -'' , '''' "' '''' -- ' 、 . . . . ''/ >==─ == 'v . ノ (/ / 人 i i )\ ノ --、 ) / ノゝ )/)/)//ヽ_.// 亜 i '-' i/| .__. .___. i( (ノ|ヽヽ| ふっ…。 ( ) ヲ i"" "ノ ヽヽ ̄ イ ( ) i' 人 - - ' フ ' -- ')-、 持ち歌を盗られた時の絶望感は ( ) | ; ;;| >.. ..,____,, ノ ,,,、ノ_.ノ ̄ 人の心を壊すのには十分。 i ̄ ̄'〈´ ̄`ヽ.r r、__/ r-、 ;) 、_ノヽ ヽ ノク ,,,--'/ ヽ ノ |' -.、ノ \// / / r--;;|\ミノ ヽ ./ / ( _,`〉|\ '` /| ヽ__,ノ| ||ヽ / | | ; ;;| | ||*||' -- ' | もはやそちらの方は使い物になりませんね。 ,-- 、 ) キヽ-、 ... ...... ノ 'ー' ) ). -..、 ノ ノ .ノ =-、 / // } = . ', `ー─''´ ) = =/) =人 -=) …なんで私って船幽霊になってまでここにいるんだろう… 〈== =∠レ_ノ/ ノノレ '. ノ, 船幽霊になってまで現世にしがみついたのはこんな事をするため? ,ノ / r=ミ r=ミレイ ソ フ ! ' 'iノ 〈 こんな未練がましいみじめな私なんか、早く消えてなくなっちゃえばいいのに… ノィ 人. - 人 ) 消えちゃえばいいのに…みんな消えちゃえばいいのに… ヽイレヘ >、.., ____,, ._イレノ´ ブツブツ… ノノ y´⌒ヾ、⌒゛ー-´ く≦ ,,' ; '; '; ; ヾヘ i ! ; '; '; ', ) ) ;ヾ !ソ ;ノメ;;,、 ソ ンノヾ;' ' ;ノ) ノ」 ノゝ、 ヾノ / ヌリ ' ;ソ ム、ムラサーーーッ!!! 从 イ r=ミ r=ミ レ、 } )ノ ! ,___, ,ノ ノ ヾー イ人 ヽ _ン U イ ノ `ーz >、.,___,,..イ /  ̄  ̄ ____ . -- . -- 、__ ____ , 。 v' ヽ 'v ヽ / ;;;; . ''''' (;;;;;;;o;;;;;;'。、 ノ゚ . (=-- ハ ヽ;;;;;;。;;;;;;;;o ,,、 '' '' '' '), ( ノ-ハ, ノヽノノ--ヽ ' 、-''゚ '''''```` _ノ_ノ.|', --、 , --、)人 ' ヽ じゃあ次は私が歌いまーす♪ ' _ノ i'xxx ,___, xxxx'( ヽ \ (''' 人 ヽ _ン 人 ハ ) )r-'、/>.. ,_____ ,. イ' )/ (/ヽy || || || + γ+⌒ヽ + |~二二二二二~| + (,++++) + | | | | / ヾ---´ \ | | | | |_二二二二二__| _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_>┏━━━┓ ┏┳┓ ┏━━━┓ ┏┳┓ ┏━━━┓┏┓┏┓┏━━━┓┏┓┏┓<>┗━━┓┃ ┃┃┃ ┗━━┓┃ ┃┃┃ ┗┓┏━┛┃┃┃┃┗┓┏━┛┃┃┃┃<>┏━┓┃┃ ┃┃┃ ┏━┓┃┃ ┃┃┃ ┏┛┗━┓┃┃┃┃┏┛┗━┓┃┃┃┃<>┗┓┗┛┃ ┃┃┃┏┓┗┓┗┛┃ ┃┃┃┏┓┗┓┏━┛┗┛┃┃┗┓┏━┛┗┛┃┃ <> ┗━┓┗┓┃┃┗┛┃ ┗━┓┗┓┃┃┗┛┃ ┃┗━┓ ┏┛┃ ┃┗━┓ ┏┛┃ <> ┗━┛┗┻━━┛ ┗━┛┗┻━━┛ ┗━━┛ ┗━┛ ┗━━┛ ┗━┛ < ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\ |Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ \/ ____ . -- . -- 、__ ____ , 。 v' ヽ 'v ヽ / ;;;; . ''''' (;;;;;;;o;;;;;;'。、 ノ゚ . (=-- ハ ヽ;;;;;;。;;;;;;;;o ,,、 '' '' '' '), ( ノ-ハ, ノヽノノ--ヽ ' 、-''゚ '''''```` _ノ_ノ.|', --、 , --、)人 ' ヽ _ノ i'xxx ,_____, xx'( ヽ \ (''' 人 ヽ/ | 人 ハ ) )r-'、/>.. ,__ヽ__ノイ' )/ (/ヽy , ------ヽ ,--、__ て / -ヽ-⌒-' ヽ'ヽ て / / ) -─= == ヽ) て i / / 人 〉 ノ)( ヽノ --ノ,ノ..ノ --ヽ (_ ( ( 'ヽレ' r=ミ r=ミ |ヽ ( うわっ…!これはまた… )' 'ヽ 人 xxx ,___, xxx i ( 'ヽ (´( '' ヽU ヽ _ン ノ(('' ヽ∧ ) (Y>.., ____,, ._イ( ( ' ,- ' ( / ,-、 \ ) ----- . |i-, ,- | ( ヽ ) / . . . . . . .ヽ || ||ロ===========ヽ..ヽ_ノ. ノ/ . '''  ̄ ヽ . . . ) |i-' '-。。 ,.-'' . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ) . . ./== 。o (==- . . . . . . . . . . . . . . . . ( ./ o ( . . . . . . . . . . . . .. . . . . . . . ヽハ ') . . . )ノ_ハ )' -、--ヽ. . . .).;,;,ヽ 声が大きいうえに… ,ノ . . . )r=ミ r=ミ i';.ノ. . . . . \ (' . . . . .⊂⊃ ,___, ⊂⊃ヽノ 人 . .) すごい…その…独特な音程で… )ノ)∧人 ヽ _ン U )ヽ. .ノ . . ) ).ノ (/>.. ..,_____,,イ'ノ/ .ノノノ ' __ , --'. ', ---- 、 / --- ヽ ノノ ノ ヽ ヽ / / ノ ノ ノi 人 | }. { ( ( / /--ノ ノノ --)/) ノ )'ウ 人 . .ノ ( r=ミ r=ミ / . .ノ/ タ、タヌ蔵さん…! ( )( 人 ,___, ノ ) . ( ( ) )ノ . . ) U ヽ _ン ( ノ . ノ ヽ ちょっと耳栓に化けて私の耳に入って!!! ノ ( ) (>.., ______ ._イノ ( . . . . \ (' '' ) i=====i ノフ フ __ ,.-─-、,.-、 ,.ィ´_`ヽノ ,.-、 /二二`/ \ >'´ ``っ_ノ ` </ } , '/ `{ / ヽ/ /´/ 二二 `V ,.ィ 、 }、 i } i ハ | // `V / ノ__,.)ノ ヾノノ、__,ト、 i } |/ / ̄ ̄`Y.〉、 ムイ r=ミ o-o r=ミ l i ノリ ゙、{ / ̄ ソ /、'" ,___, "'iイ 〈 な…何を言うとるんじゃ…!!! \{ /イi i 〈 ハ U ヽ _ン 人i } \ { 八 l ハ >,、 _____ ,.イ ルヘノ _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_>┏━━━┓ ┏┳┓ ┏━━━┓ ┏┳┓ ┏━━━┓┏┓┏┓┏━━━┓┏┓┏┓<>┗━━┓┃ ┃┃┃ ┗━━┓┃ ┃┃┃ ┗┓┏━┛┃┃┃┃┗┓┏━┛┃┃┃┃<>┏━┓┃┃ ┃┃┃ ┏━┓┃┃ ┃┃┃ ┏┛┗━┓┃┃┃┃┏┛┗━┓┃┃┃┃<>┗┓┗┛┃ ┃┃┃┏┓┗┓┗┛┃ ┃┃┃┏┓┗┓┏━┛┗┛┃┃┗┓┏━┛┗┛┃┃ <> ┗━┓┗┓┃┃┗┛┃ ┗━┓┗┓┃┃┗┛┃ ┃┗━┓ ┏┛┃ ┃┗━┓ ┏┛┃ <> ┗━┛┗┻━━┛ ┗━┛┗┻━━┛ ┗━━┛ ┗━┛ ┗━━┛ ┗━┛ < ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ ,ヽ/{ }ヽノヽ ノ ノ' ヽ / ) } , 'ヽi )ヽoOo ノ /{ V} ''V'o. '''' .oノ ノ ノ /.''-' ' ヽ__ノ.- '' ' ヽ. 、_/. '' r '{ { \.. ' . ヽ {ヽ ' -{./ / 人 ヽ ヽ ヽヽヽ } } (' ノ ノ( ( ( ( --)ノ '')/''-- 、ノ ノ 入 ノノ ) i r=ミ r=ミ ヽ). ) 聖!マミゾウさん!もうレス数が限界です!!! ノノi |'" ,___, "' | ノ 入 ) )/'人 ヽ _ン U ,イノV '' ノ>.、____ ,.イヽ __ ,.-─-、,.-、 ,.ィ´_`ヽノ ,.-、 /二二`/ \ >'´ ``っ_ノ ` </ } , '/ `{ / ヽ/ /´/ 二二 `V ,.ィ 、 }、 i } i ハ | // `V / ノ__,.)ノ ヾノノ、__,ト、 i } |/ / ̄ ̄`Y.〉、 ムイ r=ミo or=ミ l i ノリ ゙、{ / ̄ ソ /、'" ,___, "'iイ 〈 こんな所でおしまいかい!!! \{ /イi i 〈 ハ U ヽ _ン 人i } \ { 八 l ハ >,、 _____ ,.イ ルヘノ __ , --'. ', ---- 、 / --- ヽ ノノ ノ ヽ ヽ / / ノ ノ ノi 人 | }. { ( ( / /--ノ ノノ --)/) ノ )'ウ 人 . .ノ ( r=ミ r=ミ / . .ノ/ ★ちゃん!早く…耳栓…!!! ( )( 人 ,___, ノ ) . ( ( ) )ノ . . ) U ヽ _ン ( ノ . ノ ヽ ノ ( ) (>.., ______ ._イノ ( . . . . \ (' '' ) i=====i ノフ フ TO NEXT 【本を棚に戻す】
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かわいいゆっくりゲットだぜ!!萃(逆襲のだめりゃ) 俺設定満載…詳しくは全シリーズを呼んでください 面倒くさい方はゆっくりのたくさん住むゆっくり牧場が舞台とだけ思ってください 前作のときに意見を求めた際の新開発ネタ(ゆっくりフード)を入れたつもりです それでもよければ呼んでください では本文開始です。 最近ゆっくり達の間でこの牧場の持ち主である人間さんの評判が悪くなってきた。 理由は人間さんが大切にしている犬さんへの贔屓だったりご飯への不満だ。 例えば粗相をした時などは犬の場合は文句を言うが軽く叱るだけで丁寧に後始末をするというのに、 ゆっくり達がトイレ以外でうんうんやしーしーの粗相をすれば餌抜きをくらう。 それ以外にも食べ物でも人間さんと同じものを犬さんが食べているのに自分達は違うものを食べている この差はなんだろうか? ゆっくり達の怒りももっともだが、人間が犬の方を可愛がるのも無理もない事ではある。 その犬はもう十数年は生きている老犬であり、青年が成人する前から一緒に暮らしてきたのである。 ゆっくり達が来る何年も前は元気に走り回っていたが、今では一日寝ては食って散歩の生活。 後はもう少ない余生をゆっくりまったりと暮らすのみである。 ある意味ゆっくりよりもゆっくりとした生活をしている それと彼と老犬にはひとつの共通があることも原因だ。 そんなことを知らないゆっくり達にしてみればゆっくりプレイスを犬に優先しているように思えてしょうがない。 それを贔屓と考えるのが新しく仲間になったゆっくりたちの一部。 それとこれまでに自由を謳歌してきたれみりゃ・ふらん達だ。 前者は自然よりも暮らしやすいこの生活に満足してるのでさほど不満を言わない それに比べてれみりゃとふらん達の不満が大きい それまで自分たちにとって『召使い』でしかなかった人間の男が今では『こうまかんの主』になっている。 そして、ゆっくりさくやや自分たちのリーダーである胴体付きゆっくり2人もそれを認めているのだ。 そのためにしぶしぶ人間の男の立場を認めている。 彼女たちにしてもそれまでの自然の厳しさに比べれば今の生活でも充分以上の生活だと思っているからだ。 ちなみに『こうまかん』のゆっくりはメイド長が近隣のれみりゃとふらんとさくやを捕獲したものである。 それとその後に生まれてきた子供たちだけである (この幻想卿ではゆっくり牧場以外にれみりゃ・ふらんはほとんど存在しない設定) 唯一認めてないの胴体付きはゆっくりれみりゃ。駄目なれみりゃ…通称だめりゃだ。 だめりゃだけは自分の立場や状況を理解していないらしく口を開けば昔との違いを文句言う 「こんなのおぜうさまのたべものじゃないんだどぉー。ぽいするんだどぉー」 そういって食べ物を粗末にしては元召使いやれみぃとふらんに怒られる毎日だ。 それまではチキンライスやオムレツやハンバーグなどの献立だった。 それに甘い大皿に盛られたケーキ、プリン、フルーツ、クレープ、チョコパフェなどのデザート それが今では…毎日さくやのプリンとよくわからない硬い粒粒のクッキーと草を固めたペレットだけだ。 ちなみにこのクッキーやペレット状は後にゆっくりフードとよばれる物だ 『これはゆっくりの第一人者と呼ばれるゆっくり博士が外の世界に存在するドッグフードを元に作った食料 ゆっくりに必要な栄養と甘みを含んだゆっくり専用の食料』 という触込みで大量生産されてこの牧場経営の収入源のひとついくのだがそれは別の話である だめりゃにしてみればそれまでのご飯との格差に不満が募るだけだ。 そんな彼女に同調した考えを持ってきたのがふらんやれみりゃ達と新しく入ってきたゆっくりの一部だ。 そして、彼女たちの逆襲は開始された!!! そして、現在…恐るべき反乱が起きてしまった。 なんとゆっくりの一部が宴会を起こして働かなくなってしまったのだ …たいして邪魔にならないというか見学客は面白うそうにゆっくりの宴会を観察していた。 そこにいるのが希少種ということも人気のひとつだったのかもしれない。 だが、仕事が終わっても宴会をし続けるのは問題があるので注意をすることにした。 それに対する答えはこんな感じだった 「れみりゃはクレープいがいのごはんはたべないんだどぉー!」 「「「「うー☆うー★」」」」 「できればゆゆこ様の食料を増やしてほしいみょん」 「こぼね。量が足りない」 「くろまく。もっと食べたい」 「春ですよー」 「ご飯よりもライブ会場がほしいわ」 「ξ・∀・)めるぽ ガッ! 舞台」 「気圧が…」 「らんも油揚げ食べたいこん」(胴無しらん) 「ゆかりん16歳です。認めてください」 …意味のわからん要求もあるが一個一個対応していくかそうしないとこの反乱は終わらないかもしれない だがれみりゃの考えでこんなに大量のゆっくりが文句を言うのだろうかと思わなくもなかった。 「だめりゃ達の食事の改善は認められない」 「なんでだどぉー!! クレープ食べたいんだどぉー」 「「「「うー!?うー!!」」」」 「ゆっくりフードは実験段階なんだ。今はおいしくないかもれないがまんしてくれ」 「「「「うー!?うー!!」」」」 「明日からは一番評価の高かったゆっくりフードにするから期待してくれ」 そういうと私はれみりゃとふらん達に頭を下げた。 ゆっくりフードの試作段階は1ヶ月の間で終了している。 明日からは製品のゆっくりフードの試作を開始する。 それは1ヶ月の間に一番評価の高かった物を利用するつもりだ。 その評価しだいではを人間の里や永遠亭などにも売るつもりでいる。 次の1ヶ月間は答えを出していく期間なので彼女達の請求は断った 次はゆゆことみょんとれてぃの要求かこれは断ったら恐ろしい気がした なぜだか知らないが最近後ろのほうから鋭い捕食の視線を受けているからだ… こいつらは猫や小さな犬くらいなら食べられそうな気がする。 もしかしたら人間も… 餌をやってるとたまーに背後から殺気を感じるときがあるのだ。 そちをらみるとこの二人のうちのどちらかがいたりする…いやマジで…食費よりも命…条件承諾 「みょんの要求は聞こう。ゆゆこの食事量を通常ゆっくりの20人分に増やそう。」 「ありがとうだみょん」 「こぼね! ありがとうこぼね! できれば夜雀を食べたいこぼね」 「あとれてぃの食事量も増やすから心配しないでくれ」 「納得する黒幕」 「おなかすいたよ! はやくたべさせてね!!」 「頼むから、俺は食わないでくれよ…」 そう口の中でボソボソっと独り言をしゃべりながら承諾した リリーに関しては「春ですよ」と返すと満足してくれた。 彼女も寂しいのだろうと私は思い今度からもっとかまってあげようと考えた。 次は、虹川3姉妹の要求か…ライブ会場がほしいのか… 「その要求を呑もう。場所は『はくぎょくろう』近くの野原にライブ会場兼住居をつくろう」 「私たちはいる子だって認めてくれたんだね」 「ξ・∀・)めるぽ ガッ! 舞台げっと!!」 「気圧が…上昇しまくり」 もともと彼女達専用の住居を立てる予定だったので断る必要はなかった。 音がうるさいと『こうまかん』のゆっくり達から苦情が来ていたのだった。 私自身はなかなかの曲だと満足していたのだがゆっくりたちには案外不評だった。 それはともかく彼女たちの新住居を作らなければとおもった。 「らんの意見に関してだが、週末には君達の好物を食事に出したいと思うが…どうだ?」 「らんは油揚げをたまにでも食べれればいいんだこん」 「「「「うー☆うー★」」」」 その答えにらんだけではなくれみりゃとふらん達も納得してくれたようだ 金銭的にはどうにかなるだろうとこの一ヶ月間の成果から想像している。 このゆっくり牧場には人間の里の住人だけではなく様々な妖怪からも注目されている その人気を利用して一気に勝負に出るつもりだ。 まあ、正直ゆっくりフードの売れかた次第ではどうなるかがわからないのだが… そして次のゆっくり…ゆっくりゆかりことゆかりんか 「ゆかりん16歳です。認めてください」 「いや…お前は生後1年って八雲紫様に聞いたよ」 「ゆかりん様、らんと同じ日にうまれたこん」 「…」 ゆかりんとの会話はそれで終わった…何を彼女はしたかったのだろうか? 残るのは愚図ってるあのゆっくりだけか…はあー、またあいつがらみかよ 膝を曲げて、頭を胸に寄せて、頭に手をのせてうずくまっている 。 だめりゃの顔は、涙と鼻水らしきものでぐしゃぐしゃになっているのがわかる。 様々な好物の名前をだしながら愚図り続けているだめりゃに声をかけた 「れみりゃよく聞きなさい。私は週に2回、君たちの好物を出すからそれでどうだい?」 「うっぐ、いやなんだどぉー!! オムライスやハンバーグやエビフライををまいにちたべたいんだどぉー!!」 「どうしても食べたいんだったらこうまかんを出てもらうことになるよ?」 「それもいやなんだどぉー!! でもクレープやチョコパフェやホットケーキをたべたいんだどぉー!」 話を続けても平行線が続く。 どうやられみりゃには意志を曲げるつもりはないらしい 仕方ないからあの手を使うかと思い様子を見ていたゆっくりさくやの一人にに頼みごとをした そして、れみりゃを見ながら周りのようすを観察していた時に1人だけみかけないゆっくりが混ざっているのが見えた 頼みの綱の2人が歩いてくるのを見て私は安堵した…れみぃとふらんの二人だ 「うー、さくやに話し聞いた。お姉さまが迷惑かけた。謝る。ごめんなさい」 「れみりゃはわるいことやってないんだどぉー」 ボカン(ふらんがれみりゃを叩く音) 「やめるんだどぉー!ぼうりょくはんたいだどぉー!」 ボカン(ふらんがれみりゃを叩く音) 「うー、いいからこの人に謝る。それでご飯も我慢する」 ボカン(ふらんがれみりゃを叩く音) 「わかったんどぉー。あやまるんだどぉー。ごめんなさいんだどぉー」 その様子をみていると自然と笑いが出てきた。 他のゆっくり達も同じようだったのか顔に笑みを浮かべた。 「ゆっくりしっていってね!!」の大合唱でその場は終わった そして、れみりゃの逆襲(?)のちにゆっくりの反乱とよばれる戦いは終了をするのだ。 そのあと私は一人のゆっくりにちかづいていった 二本の角が生えたオレンジの長髪の小鬼を模倣したゆっくりの前に私がいた 確か名前はゆっくりすいかだ。この前『こうまかん』を運んだ小鬼さんが置いていったゆっくりだ 「今日のれみりゃたちのストライキはどんな意味があるんだい?」 「ひっく、何を言ってるかわからないよ。お兄さん?」 「とぼけるな。後ろで手を引いていたのはお前だろう?」 ゆっくりすいかはひょうたんの酒を飲みながらこちらに向きを変えた。 大きさは少しちいさめのバレーボールぐらいの大きさだ 「そうさね。あれは彼女たちのさびしさからだろうね」 「どういうことだ?」 「あんたが犬や前からいるゆっくり達に構ってばかりでいただろう?」 言われてみればこの1ヶ月、私はもともとすんでいたゆっくりと遊んでばかりいた気がする。 それが原因だと彼女はいいたのだろうか…宴会をすることによって寂しさを紛らわしたのだと 元になった子鬼は意識といった形を持たない物を集める事も可能であり、 人々が小鬼の周りに集まって宴会をよくやるのはこの能力の影響であると聞いたことがある。 それと霧になってみていたということもあって時折人の心を読んだかのような発言をすると。 「なるほど、いわれてみればその通りだ。私はぱあのゆっくり達と向き合わなかったかもしれない」 「ひっく、さけがなくなってきた」 「だったら君は何をしたかったんだい?すいか…」 「ひっく、それまでしゃべっていないゆっくりとしゃっべてほしかっただけさ?その形式を作ったのさ」 はあ、彼女のいいたい事を一瞬理解できずに混乱をしてしまった。 形式ができたことが何だって言うのだろうか?意味がわからなかった その意味を私は3日後朝に理解するのだ。 「ご主人、油揚げが食べたいてんこ」 「にゃーん、おかかが食べたいんだよー!」 「むきゅー! ごほんをもっといっぱいほしいわ!」 「「絵本さんがよみたいわ」」 「こぁ、ぱちゅりー様のお願いを聞いてください」 「こぁ、えほんがほしいです」 「るーみあはおにいさんとあそびたいのだー!!」 「あたいってばさいきょーね!!」 「ちるのちゃんの願いをかなえてあげてください」 「じゃおお!! じゃお」 「「「じゃお☆じゃお☆」」」 「れみりゃ様のお願いをもっと聞いてあげてください」 そういって付き合いの長いゆっくりたちが宴会を起こしてストライキを開始したのだ 後に第2次ゆっくりの反乱とよばれる戦いである。 私はよしわかったと答えて1人1人の相談に答えていくのであった。 そうしているうちに昔からいたゆっくりと新しいゆっくりへの対応の差は無くなっていった それを見ながら犬がすいかにはなしかけていた 『すいかさん。あんたはご主人とゆっくりが話し合う形式をつくろうとしたんですかい?』 「まあ、そんなとこだね。ひっく」 『幼女の癖にそんな飲んで大丈夫なんですかい?』 「まあ、そんなとこだね。ひっく」 『完全によっぱっらっていやがる。それとあっしの事を庇ってくれた事。感謝しますぜ』 「まあ、そんなとこだね。ひっく」 ゆっくり達は自分が犬への不満があったこと忘れているのはどうしてなのかは想像に任せる そんな会話をよそにゆっくりたちと懸命にゆっくり牧場の話をする青年とゆっくりをみながら犬は眠りについた 自分の主人がこれからも楽しく暮らせる事を願いながら…深い眠りへと落ちていった。 いつものやつ 「いつも酔っ払っているゆっくりすいかゲットだぜ!!」 次回のゆっくり紹介 「緑の髪に触角の生えた男の子みたいな蛍型ゆっくり誰だ?」 なきごえ『私は女の子だ』 「次回も、ゆっくりゲットじゃぞ」 byゆっくり博士 【あとがき】 作者名無しです 今回の内容は簡単に言えばゆっくりの寂しさからの反乱みたいなものです それがすいかの能力によって3日ごとに起きるというのは黄昏ファンの方にはわかる設定です。 すいかがゆっくりの心の光を見せてくれた訳だな、永夜抄もゆっくり書いていってね!!! -- 名無しさん (2009-04-27 01 57 32) 不覚にも最後の場面の老犬と会話しているすいかがかっけえと思ってしまった・・・ -- 名無しさん (2010-04-09 14 06 07) リリーの『春ですよー』と、ゆかりんの『認めてください』に吹いたwwwww -- 名無し (2010-12-07 22 50 27) ・・・なんかもう吹っ切れた☆(すぅーっ)ば!ば!あぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・いやはや、すっきりさっぱり!!みんなもストレスためちゃだめだぜ!!!ほらほら!そこのババアも元気だせよ!・・・えっ?・・・スキマなう。 -- 名無しさん (2012-07-28 20 13 20) 名前 コメント
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ゆっくり魔法図書館 図書館-連続作品区画 ウツホVSユウカンテ【第1部】 ■ウツホVSユウカンテ【第1部 その4】 (←前)ー(壱) _,, -──- ....__ ,...."´ i ̄! 。 `゙ ヽ ./ 〈 匸 二! 〉 `.、 〈 ゚ ! i, ヽ、 ;i ヽ,.'´ ̄` 7´  ̄ ̄ ´ ̄``ヽ ; / / /! `ヽ ヽ / / // { / { ト、 | }ハ 、 ヽ |l{ { | ∧{ ヽ.{‐ヽト、ノ}ノハ ! ! lハハlヽ{ゝ、` / リ.ハl | | 抗⑨エネルギーバクテリアを渡せと脅迫されたぁ? | ハ. (ヒ_] ヒ_ン ) ! l | |.. ヽヘノ"" ,____, "" | | | l ハ { )__) U } } j/ ` ヽ イ/ / ,′ | > __,,. イ リ' / / _,,..、_ __,,,,...,,,,__ r--、r「 |7´ `"'' 、 `ヽ; ヽ !'_,,,,...,,,__ `ヽ. '>'"´ ̄ `"'' 、 ' , / / , , , `ヽ. ', ,' .,' / /l ハ i ; , ', i i ! ,' ハ | / | ./l ! ! ,.ゝ | ノ ,i !イ__, !__/ !_ハ ! !/ | く_,.ヘi_/ ハ ` ‐- ,ト、ノ! ! | はい、これが今朝、総理官邸に届いた手紙です。 ノ l == 、 ,.ィ== ハ/ ! / く,/i !i /////////// ,/ i ,ハ/ , -ー- ヽ、 r.... ´`ヽ / ハ/ヽ , -ー 、'´`ヽ // ` ‐-r‐ァ' ´/__/ー、 '; / , ノ ` l l li /ニく /⌒ヽ \.i , └ '´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ノ__ ', ,イ / \ (⌒⌒) , └ '´ / i/ / ヽ / ー ' / /,.イ ∠ __ / / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄─── -------/-‐'´ / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 脅迫状 | | ウツホ細胞を | / こちらに引き渡せ /_____ / /ヽ__/ / / さもなくば / / / / フジヤマを爆破して、 / / / / ウツホを復活させる / / / / / / / / エイリアンより / / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / / _,, -──- ....__ ,...."´ i ̄! 。 `゙ ヽ ./ 〈 匸 二! 〉 `.、 〈 ゚ ! i, ヽ、 ;i ヽ,.'´ ̄` 7´  ̄ ̄ ´ ̄``ヽ ; / / /! `ヽ ヽ / / // { / { ト、 | }ハ 、 ヽ |l{ { | ∧{ ヽ.{‐ヽト、ノ}ノハ ! ! lハハlヽ{ゝ、` / リ.ハl | | …何がエイリアンだぁ?巫山戯やがって! | ハ. (ヒ_] ヒ_ン ) ! l | |.. ヽヘノ"" ,____, "" | | | l ハ { ヽ/__) U } } j/ ` ヽ イ/ / ,′ | > __,,. イ リ' / / __ , '' `ヽ ,' , '⌒,ノ ,,.. -──-- 、.__ i / ´ ,. '" Y⌒Y_/ ,.' `ー‐ _). / ハ i i 、 ', おそらく、ユックリメジャーの仕業でしょうね。 / / ハ ! ! ハ __!_ ' i 昨夜、彼らは風見博士の研究所から i i /!.,!ゝ、 L ! '!/ ヽ! i | 抗⑨エネルギーバクテリアを盗み出す事に失敗しています | ! ハ '(ヒ_] ヒ_ン) !__」 i .| └-iヽ ! '' '' '| ! | | .| 7. 'ー=-' レi | .| レ'iゝ、 ル'| i | | ! ! i> 、.,,__,,. イ .| | | | .l / l/|. | V `トy^ヽノ _,, -──- ....__ ,...."´ i ̄! 。 `゙ ヽ ./ 〈 匸 二! 〉 `.、 〈 ゚ ! i, ヽ、 ;i ヽ,.'´ ̄` 7´  ̄ ̄ ´ ̄``ヽ ; / / /! `ヽ ヽ / / // { / { ト、 | }ハ 、 ヽ |l{ { | ∧{ ヽ.{‐ヽト、ノ}ノハ ! ! lハハlヽ{ゝ、` / リ.ハl | | それで、なりふりかまってはいられなくなった、って訳か… | ハ (◯), 、(◯) ! l | |.. ヽヘノ"" ,____, "" | | | l ハ { ヽ/__) U } } j/ ` ヽ イ/ / ,′ | > __,,. イ リ' / / __ , '' `ヽ ,' , '⌒,ノ ,,.. -──-- 、.__ i / ´ ,. '" Y⌒Y_/ ,.' `ー‐ _). / ハ i i 、 ', / / ハ ! ! ハ __!_ ' i i i /!.,!ゝ、 L ! '!/ ヽ! i | ところでこの非常時に総理は何をやっているのです? | ! ハ '(ヒ_] ヒ_ン) !__」 i .| └-iヽ ! '' '' '| ! | | .| 7. 'ー=-' レi | .| レ'iゝ、 ル'| i | | ! ! i> 、.,,__,,. イ .| | | | .l / l/|. | V `トy^ヽノ r-、_,「 V´|-─‐- ..,,_ r' 、 ! /_,,...,,___ `' 、 、 ; "´ ` ''ー- 、`フ / y' / / ! ,! `ヽ. ,' / / /! ./| / ! ,! i i ', ! |___! ./ _|/ノ-' l. \| |. !. | | | レ| ,_. ,_.、| | | …総理は、来年度の食料自給率のほうが気になるようです。 | | |'" "' ハ_,.ハ__」 ! i .! !、U -=- ノ | | `ヽレヘ. |7>,、 _____, ,.イ ! | \! \ハ__」 __ , '' `ヽ ,' , '⌒,ノ ,,.. -──-- 、.__ i / ´ ,. '" Y⌒Y_/ ,.' `ー‐ _). / ハ i i 、 ', / / ハ ! ! ハ __!_ ' i i i /!.,!- ! L ! '!-十.ヽ! i | | ! ハ ・ ・ !__」 i .| └-iヽ ! '' ,____, '' '| ! | | .| 7. ヽ _ン ∪ レi | .| レ'iゝ、 ル'| i | | ! ! i> 、.,,__,,. イ .| | | | .l / l/|. | V `トy^ヽノ _,, -──- ....__ ,...."´ i ̄! 。 `゙ ヽ ./ 〈 匸 二! 〉 `.、 〈 ゚ ! i, ヽ、 ;i ヽ,.'´ ̄` 7´  ̄ ̄ ´ ̄``ヽ ; / / /! `ヽ ヽ / / // { / { ト、 | }ハ 、 ヽ |l{ { | ∧{ ヽ.{‐ヽト、ノ}ノハ ! ! lハハlヽ{ゝ、` / リ.ハl | | | ハ ・ ・ ! l | | …マジで?.. ヽヘノ"" ,____, "" | | | l ハ { ヽ/__) U } } j/ ` ヽ イ/ / ,′ | > __,,. イ リ' / /.-" ` ..、ヽ `' .、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7. rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ンレ'i ノ [ `ヽ,' ノ !'" ,___, "'i.レ' ]E | 抗⑨エネルギーバクテリアをユックリメジャーに引き渡す!? ( ,ハ U 'ー⌒ー' 人! [_ ノl\ はい…わかりました…そういう事なら仕方ありません…,.ヘ,)、 )>,、_____, .イ ハ /`/ | ( )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ / / ξ _,,....,,_ _-''" `'ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /\.!/ V !/ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン、レ'i ノ くそっ!,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ 'ー⌒ー' 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ( )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ /三三三三\ /______\ ,ヘ´ハ三三三三三三三三三三三三\ x〈三三三 '三三三三三三三三三三三三\ |三三三 ノ / i ハ i ハ i i i 三三三\ |三三三 ノ i ハ- / i ハ‐/、'; ;' / i〈 三三三| 科学など所詮、政治の道具に過ぎんのだよ。 \三三三イ! | ;'i ,__. V ,__. V / イ 三三/ \三三 レヘ/ |"" "" .ル' /ハ 三/ \三三 ハ ハ. -=- / ( 〈 ヽ/  ̄〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ / |##\/i ̄ ヽノ'"##〈 ) _,,....,,_ _-''" `'ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /\.!/ V !/ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン、レ'i ノ …っ!博士はそれで良いと思うのですか!?,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ /__ン 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ( )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ |┃三 _,,.. --─- 、..,_ |┃ ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. |┃ , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , |┃ / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', ガラッ.|┃ ,' i !/ ハ / ヽ _,ハ ', i |┃ i ! '_\ レ' / _.Ti !ハノ ,' 風見博士!大変です! |┃三 !ヘ ,ハ !(ヒ_] ヒ_ン ).イ/ i 〈 |┃ ヽ ヘハ" ,___, " ハ〈 ハ |┃三 ) | .l、 ヽ/__) ∪ / / ノ |┃ / ノ ノ ,i> 、.,,__,,. イ/ ン' イ ノ |┃三 '〈r'k' ,!>イ'トー‐ァ'i∠、_! /_ _,,....,,_ _-''" `'ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 どうした、何があったんだ!?r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /\.!/ V !/ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン、レ'i ノ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ( __( 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ _,,.. --─- 、..,_ ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', ,' i !/ ハ / ヽ _,ハ ', i i ! '_\ レ' / _.Ti !ハノ ,' チルノ湖に巨大な植物が…! !ヘ ,ハ !(ヒ_] ヒ_ン ).イ/ i 〈 ヽ ヘハ" ,___, " ハ〈 ハ ) | .l、 ヽ/__) ∪ / / ノ / ノ ノ ,i> 、.,,__,,. イ/ ン' イ ノ '〈r'k' ,!>イ'トー‐ァ'i∠、_! /_ /三三三三\ /______\ ,ヘ´ハ三三三三三三三三三三三三\ x〈三三三 '三三三三三三三三三三三三\ |三三三 ノ / i ハ i ハ i i i 三三三\ |三三三 ノ i ハ \ i ハ‐/'; ;' / i〈 三三三| …なんだって!? \三三三イ! | ;'i (ヒ_] V ヒ_ン ) V / イ 三三/ \三三 レヘ/ |"" "" .ル' /ハ 三/ \三三 ハ ハ. -=- ∪ / ( 〈 ヽ/  ̄〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ / |##\/i ̄ ヽノ'"##〈 ) _ /\ / } /\ | ', / | / } | ', / | / } ____ | V / } `ヽ. `ヽ、{ / ̄ ̄ ̄ ̄\__厶-‐- 、_, '. ` ' ヽ / ヽ、 / '.__∠_ >‐i (ヒ_] ヒ_ン ) i  ̄ フ 、ー-‐ ´ | "" ,___, "" |__ .. -‐'´ `丶、_____! ヽ _ン !ヽ、 / 、 / `丶、_, / ,ィ\ / __.. -‐'´ ∠.___// 丶、_____/ヾ ̄ ′ /l ## /{ # # '. ‐==、、∠ -‐'´ イ! / J{ヽ、#. i ,イ ヾ 、 / ,! |心j└- ヽ_}--‐',ノ ヾ 、__,/ ! .,l゙ .i} l'゙ i_,,,‐''^^'''''> 、....,,,,..,,_ `ーr',l゙ /! .ノ ,i',/'゙`,_ .,ノ \ .⌒\ │ .|!.,,iミ/ ._,,,./′ i '^'''‐、..゙'hノ| .||. ヤ . ̄'i、 .ヽ_ ゙メリ| .|!、|' ゙i Y7  ̄ ̄/ /|. | | `y' ゙i i′ /´⌒⌒丶. !ヽ ,イ / .! }i | ヒ' ゙i キ、, (ハ)ノ))ハ ノ | ニャー… ヽ〉Y′/ | ',l ヘ !、キ'゙i i リ、∀゚ i(ハ`ヽ ,i' {〆! ! !ハ | l' ゙i ヤ ヾ、ヽ ,! | {{_j {r 〈 l' ゙i i ,イ j 冫 _,.ノ、_フ { | ヒ' ゙i ヤ Y / 〉 く _j {r 〈 l ' ゙i i ,l# j ,i' { ! ! ! Y′l' ゙i Y7 ノ ヤ 冫 _,.ノ、_フ { イ ヒ' ゙i ヤ ,.rー'′ ノ ~~ ~~ ~~ ~~~~ - ~ - ~ - ~ - ~ ~ ~~~ ~~ ~~~~ ~~~ ~~ ~~~ ~~~ ~~~~~~ ~~~ ~~ ~ ~ ~~ ~~ ~~ ~~ ~~~~~ ~~ ~~~ ~~ ~~ ~~ ~~ ~~ ~~ ~~~~~ ~~ ~~~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~~~~ ~~~ ~~~~ ~~ ~~ ~~'~''~'~~~'~~~''~~'~~~~~~~~~~~~~'~''~'~~~'~~~''~~'~~~~~~~~~~~~~'~''~'~~~'~~~''~~'~~~~~~~~~~~~~~~~~ _,,.. --─- 、..,_ ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', ,' i !/ ハ / ヽ _,ハ ', i i ! '_\ レ' / _.Ti !ハノ ,' 博士、あの植物は一体…? !ヘ ,ハ !(ヒ_] ヒ_ン ).イ/ i 〈 ヽ ヘハ" " ハ〈 ハ ) | .l -=- ∪ / / ノ / ノ ノ ,i> 、.,,__,,. イ/ ン' イ ノ '〈r'k' ,!>イ'トー‐ァ'i∠、_! /_ /三三三三\ /______\ ,ヘ´ハ三三三三三三三三三三三三\ x〈三三三 '三三三三三三三三三三三三\ |三三三 ノ / i ハ i ハ i i i 三三三\ |三三三 ノ i ハ \ i ハ‐/'; ;' / i〈 三三三| アレは只の植物ではない…ユウカンテだ。 \三三三イ! | ;'i (ヒ_] V ヒ_ン ) V / イ 三三/ \三三 レヘ/ |"" "" .ル' /ハ 三/ \三三 ハ ハ. -=- ∪ / ( 〈 ヽ/  ̄〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ / |##\/i ̄ ヽノ'"##〈 ) _,,....,,_ _-''" `'ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ユウカンテ!?r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /\.!/ V !/ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン、レ'i ノ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ( __( 人!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ /三三三三\ /______\ ,ヘ´ハ三三三三三三三三三三三三\ x〈三三三 '三三三三三三三三三三三三\ |三三三 ノ / i ハ i ハ i i i 三三三\ |三三三 ノ i ハ \ i ハ‐/'; ;' / i〈 三三三| 幻想郷の神話に出てくる植物の精霊…あの植物には人間の心が宿っているのだ。 \三三三イ! | ;'i -‐‐ V ー-- V / イ 三三/ \三三 レヘ/ |"" "" .ル' /ハ 三/ \三三 ハ ハ. -=- ∪ / ( 〈 ヽ/  ̄〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ / |##\/i ̄ ヽノ'"##〈 ) _,,.. --─- 、..,_ ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', ,' i !/ ハ / ヽ _,ハ ', i i ! '_\ レ' / _.Ti !ハノ ,' まさか、あの植物の中には幽香がいるんじゃ…! !ヘ ,ハ !(ヒ_] ヒ_ン ).イ/ i 〈 ヽ ヘハ" ,___, " ハ〈 ハ ) | .l、 ヽ/__) ∪ / / ノ / ノ ノ ,i> 、.,,__,,. イ/ ン' イ ノ '〈r'k' ,!>イ'トー‐ァ'i∠、_! /_ .._____.. ________ / ヽr" "ヽ/( .√ ,.ヘ ノ r ============r ) |ト / ( r"v''ヽ --.. `ヽ | イ / \/ i r ハハ ∠ .// 人 人 ノノ // r ノ/ ノイノレ' レ ヽ ( ( ( i ノ ( ヒ_] ヒ_ン ハ ハ …『彼女』はずっとアリスさんを呼んでいます。 ノ ヽヽノ ( '" "'| \ ) ヽ人 ノ,ゝ ∪ -~ ノ  ̄" ノノヽ ( \ >,、 _____, ,.イノ _ /\ / } /\ | ', / | / ... ... . .. | ', /. . ..| / .. .. .. . .. ____ | V .. .. ... `ヽ. `ヽ、{ / ̄ ...... . , '. ` ' ..... . .. . ヽ、 / ........ . .. >‐i o o ...... . 、ー-‐ ´ | .. .... .. .. . `丶、_____! . ..... / 、 / ...... .. .. / ,ィ\ ../....... . .. . .. ∠.___// 丶、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, ..... ′ /l /{ '. ‐==、、∠ -‐'´ イ! / J{ヽ、 i ,イ ヾ 、 / ,! | j└- ヽ_}--‐',ノ ヾ 、__,/ ! .,l゙ .i} l'゙ i_,,,‐''^^'''''.. . .. 、....,,,,..,,_ `ーr',l゙ /! /'゙`,_ .,ノ \ ⌒\ │ ... .. /′ i 、..゙'hノ| ... ... . '' .ヽ_ ゙メリ| ...... .. . .... ...  ̄ ̄/ . .. .. . .... !ヽ ,イ l ...... ヽ〉Y′ _j .. .. . …アリス…クルシイ…タスケテ…! ,i' //´⌒⌒丶 . ... ,! /.(ハ)ノ))ハ ノ | .. . .. . 冫 | . リ、;;;;;;;;;i(ハメ.. .... .. 〉 { ,(/ネ」#. ... .. . ,i' 7 0U.U0 ...... 冫;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ...... .. ... _,,....,,_ _-''" `'ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 ウツホと向日葵を融合させただけでなく自分の娘まで…! rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 それがあなたの言う『科学』ですか!?r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ .,;,;'"';;;,.!イ´ ,' | /\.!/ V !/ハ ,' ,ゝ .,;,;'"';;;,. ..,;; .__.;;;__ ____ ______从人'.; '.; 三三三\ :`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン、レ'i ノ .,;;. ..;;; 一.;;; 三== ̄ ̄ ̄───  ̄ ̄ ̄ _ て.; . 。;' ___\ :,' ノ !'" ,___, "' i .レ' | .;;; =二三 ̄ ;;; = __  ̄ ̄ ̄ ̄ ───  ̄ ̄ ヽ'.; . . 三三三三三三\ : ( ,ハ ( __( 人! .|.;,;; _三 ̄ .;,;; ──.  ̄ ̄ ̄ =──――― _____ ─て ' ;;.*三三三三三三三\ :,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ 从,;; 三ニ .___.;,;; __ ── __ ___= _───__そ "ハ i ハ i i i 三三三\ : .n n nn ;γ,;;二 .;,;; ── =  ̄ ̄ = __  ̄ ̄>;. ' ハ‐/、'; ;' / i〈 三三三| : nf||| | | |^!n .,;; 三 .,;;; __ =─── ―― __ ──  ̄ ̄= ( , ,V (◯) V / イ 三三/ : f|.| | ∩ ∩|..| |.| | ヽ.;;;二 = .,;;;  ̄ ̄ ──  ̄ ̄ ――― ____ ───( , ,' ェェ、 "".ル' /ハ 三/ : | ! } {! | W ..;; 三二 ──. ,;; ─ _ =___ ―― __  ̄ ̄  ̄ >. ''r-r-| / ( 〈 ヽ/ : .|.;;; ̄三 ;;; ──__ ─  ̄ ̄ ――  ̄ __  ̄ (. ' ;;ニニ´. イ ノ ( )( : .| .;;; =ニ三 _ ..;;, = ── ̄  ̄ ̄ ,  ̄ ⌒ ' "`.; /レ"#/ ヽ : '' ,,,, ''  ̄一;;; 三==___ ̄ ̄ __─── __  ̄ ̄( '';'.; ヽノ'"##〈 ) : '' ,,,, '' ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄YYW ⌒ ・''.; 【第2部 その1】へ
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コトリバコでググって、ついでにみつけた「記憶を追って来る女」を見て思わず書いた。正直ガ板向けかなあ。 記憶を追って来るゆっくり その日、霧雨魔理沙は博麗神社の縁側に座っていた。 ふと、側を見るとお茶とお茶菓子が置いてあった。友人である博麗霊夢が用意したのだろう。 「おう。ありがとな、霊夢。」 「いいわよ、別に。それより話があるんだけど、いい?」 魔理沙はそこに、ただならぬものを感じた。 「……珍しいな。お前がそんなこと言うなんて。」 「最近、ね。」 背中越しに霊夢が語り出す。 「夢を見るのよ。」 「そりゃ結構なことじゃないか。」 「茶化さないで。真面目な話なんだから。」 その口調には鬼気迫るものがあった。 魔理沙はふと思い出す。夢といえば、ここ最近の霊夢は寝不足のようだった。いつも目の下に隈を作って―― 「あいつが、追って来るのよ。」 霊夢の声に、魔理沙はふと我に帰る。 「あいつ?」 「最初は私が子どもの頃の夢。神社の境内にあいつがいた。次はこの神社を継いだ日の夢。障子越しに、あいつの影が見えたのよ。」 「おいおい、置いてけぼりにしないでくれよ。まずあいつって誰だ?第一、夢の中で有り得んことがおきても――」 「それが毎晩規則正しく起きるのよ!いいえ、『毎晩』は正しくないわね……正確にいえば眠る度に……!」 霊夢の様子はかなりおかしい。しかし、魔理沙はそんな霊夢の気迫に押されて何も喋ることが出来ない。 「その次はあんたと会ったときの夢。その次は紅魔館、白玉楼、永遠亭……。それも、夢に出る度に私に近付いてくるのよ……。」 魔理沙は気付いた。 「お前……だから寝てないのか?」 「ええ、そうよ。」 霊夢は調子の狂った声になっていた。 「けどそれももう無駄かもね。人間どうして寝てしまうものだし、それにもう……」 魔理沙はここまで、一度も振り向けなかった。ここまで取り乱す霊夢を、魔理沙は見たことが――正確には、感じたことがなかった。 「もう、現実に追いついちゃったのよ。」 「……霊夢?」 反応が無い。 「……おい、霊夢!ふざけてないで……」 言いながら魔理沙が振り向くと、そこには霊夢ではなく、ゆっくりれいむがいた。 「いったよ!げんじつにおいついたって……!!!」 そいつも目の下に隈を作っていたが、どことなく怪しげに笑っている様にもみえた。 こいつがいつからゆっくりしていたのか、魔理沙にはわからなかった。 続き 引用元書いたほうがいいぜ? -- 名無しさん (2008-08-08 01 00 02) 別の題名でこの話の続きがあります。 -- 名無しさん (2008-12-01 13 07 57) 名前 コメント
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前 ゆっくりパークの春夏秋冬 エピローグ --三月-- 「そう」 俺の話を聞き終わった博麗霊夢が、唇から湯飲みを離した。 「信じてもらえますか」 コタツの向かいで、俺は聞いた。 霊夢が整った顔を上げる。そこには微苦笑のような表情が浮かんでいる。 「でなくてどうして、こんな銘酒を?」 彼女が持つ湯飲みに、透き通った液体が揺れている。 ドスが持ってきたらしい清酒だ。 「僕は酒のよしあしはあまりわかりません。巫女さんには?」 「――野趣豊かにして舌味風雅、かすかに雲母と白檀が匂う。ちょっと考えられないほど面白いお酒だわ。初めてよ」 誉められた、と思っていいのだろう。多分。 ちなみに今日は汗ばむほどの陽気で、彼女は羽織をまとっていない。 折り曲げた餅のようにみずみずしい、柔らかげな香り立つ腋が、きゅっと閉じられている。 「ゆっくりの守り神、ドスまりさ……話は聞くけど、こんなことまでしてくれるとはね」 「巫女さんでも見たことがないんですか」 「ないわね、ドスは自分より美人だと思う女のところには出ないとも聞くわ」 しれっとした顔でえらいことを言うな、この小娘は。 「まあともかく、味よりも何よりも、この辺一体の残留霊力からすれば、そういう力のある妖怪が来たのは間違いないみたいね」 巫女は言って、縁側から外を眺めた。 春弥生、というよりもうじき卯月だ。 雪が溶けて現れた黒い土の上を、うちのゆっくりどもが大喜びで跳ね回っている。 「はるだよ! あったかいはるがきたよ!」 「ゆっゆう! ゆっくり! ゆっくりできるよー!」 「むしさん、まってね! ゆっくりたべられてね!」 「わかるよー! ごろごろごろごろ、に゛ゃーっ!!」 「ちぇぇぇんん、ゆっくりまて! ゆっくりまてー!」 「うっう゛ー、うあうあ!!」 「ままー、とってもえれがんとだぞぉー!」 「れみぃもれみぃもぉー!」 ……泥だらけで走り回っていやがるので、おそらく家に入れるときは拭くのに大変な手間がかかるだろう。 とりわけ、ゆっくりの分際で服なんぞ着やがっているれみりゃは、特に手間だ。 巫女がつぶやく。 「幼稚園ね、まるで」 「まったくで」 「その幼稚園だけど」 外から俺に目を戻して、言う。 「結局、どうするの?」 答えはわかっている、と言わんばかりの、哀れむような瞳だ。 そういう目をされるのは、仕方がない。里で土下座して飼料を乞うたのはつい先月だ。 だが俺には、天佑があった。席を立って書棚から封筒を持ってきた。 中から、何度も目を通してよれよれになった雑誌を、差し出す。 「ここを」 「なになに?」 好奇心もあらわに、霊夢は雑誌を覗き込んだ。一瞬だが、ただの少女のように見える。 やがて顔をあげ、不思議そうに言った。 「ゆっくりが写ってる」 「撮りましたから」 「あなたが?」 「はあ」 「なんのために?」 「写真集とは言わないまでも、ベタ記事か捨てカットかなんかで採用されないかと思いましてねえ――」 それが、夏からゆっくりたちを撮っていた俺の、目的だった。 ここにいるままで金を稼ぎ、こいつらを食わせてやるために、写真を撮って外の世界で売る、というのが。 「……そしたら、なんだか知りませんが、賞取っちゃったわけで」 写真雑誌の銀賞だ。題材はあの雪の日、「ゆっくリュージュ」に興じて雪まみれで転がっていた、れいむとぱちゅりーとれみりゃたち。 ぱちぱちと瞬きした霊夢が、曖昧な顔で言う。 「え? なに、これ。つまり……なに? 外の世界から人が押し寄せるってわけ?」 「いやとんでもない。というか、それは望んでも無理でしょ。博麗大結界があるんだから」 「ああ、そうだったわね」 自分とこで張った結界をなぜ忘れる。この人も天然気味だな。 「ただ、いくつかのルートでもって、外とこういうものをやり取りすることで、食っていけるかもしれない、と言いたいんです」 「ああ、要するに金策ができたって言いたいわけね?」 「ええ」 「回りくどい言い方をするからなんなのかと思っちゃったわ。 そういうことならこっちも安心して任せられるわね。 そうだ、今度撮ってもらおうかな。私、自分の写真って持ってなくって」 「白黒でよければ」 「ええっ? 色は着かないの?」 霊夢は頬を膨らませる。お、ぷくぅぅぅだ。なるほどルーツってあるもんだな。 「カラーは素人の手には負えません」 「なぁんだ、つまらない。そんなおばあちゃんの見合い写真みたいなのを撮ってもらっても仕方ないわねー」 ふーっと息を吐くと、巫女はドスの酒を手にして立ち上がった。すたすたと縁側に向かう。 「それじゃ」 「いや、それじゃじゃないでしょ!」 思わず突っこんだ。霊夢はいぶかしげに振り返る。 「あら、まだ何か? お食事の誘いはお断りよ」 「じゃなくて。まだ用件が終わってないでしょ! 例の話はどうなったんです?」 「例の話って?」 「幻想郷のバランス云々は!」 「あれ、言ってなかったっけ?」 「言ってない! あんた来て座って酒飲んだだけでしょうが!」 「そういえばそうだっけー、まあどっちでもおんなじよ」 あははははと無責任に笑ってから、巫女はこともなげに言った。 「ゆっくりが語られて困るなら、ゆっくりの物語を私の物語で呑み込めばいい」 「……はぁ?」 はぁが多いな、俺。幻想郷だから仕方ないのかもしれんが。 巫女は振り返り、楽しそうに両手を広げて言った。 「ゆっくりが何か為し、何か為されるのなら、そのすべてに私が結びついていればいい。 『ゆっくりれいむが冒険したよ』『ああ、あの博麗の巫女さんの』。 人がこう語るようになればいい。それなら幻想郷は奪われない。 すべては再び服うわ」 「屁理屈にしか聞こえない。それは一体どうやって?」 「簡単よ。私がこう宣言すればいい。つまり、『すべてのゆっくりは私のもの』」 「はぁ!?」 唖然とする俺に、霊夢は朗らかに笑ってみせた。 「いや、別に宣言するだけで実際にどうこうしたりはしないわよ。 ただ、言い張ってみるだけ。 でもその根拠となる事実はちゃんと作っておく。つまり――」 サラリ、と巫女は俺に御幣を突きつけた。 ……いや、それ、どっから出したんスか? 「ゆっくりパークは私がもらうわ」 巫女がにこやかに微笑む。幾多の妖怪たちと立ち会ってきたときのように。 もちろんその目は笑っていない。 「地主から所有者になる。文句ないわよね? 契約だもの」 「契約ってそんな、俺が継続料を支払ったら、もう一年いられると――」 「継続料は一千万円よ、払える? 払えないでしょ? だから決まり! 今決めた!」 「ムチャ振りもいいところだな、あんた!」 「うっさいわねいいのよ私は博麗の巫女なんだから!」 なんだこれ。暴君かこれ。紅魔館のお嬢さまどころじゃねえな。 俺が脱力気味に放心していると、今度は巫女はキッときびしい顔になった。 ただし目は笑っている。 「ついてはあなた、管理人をやって」 「……ははーあ」 「ははーじゃないわ。やるの? やらないの?」 「そりゃ一体どういう風の吹き回しです。俺、あんたに気に入られたんですか?」 「やめてよ。そんなんじゃないって。でもね、お酒はおいしかった」 ようやくわかった。俺は苦笑し始めた。 なんのことはない、この巫女は酒のひと口を呑んだ時から決めていたのだ。 ドスを信頼する、と。 ドスの加護を受けたパークと俺を残しておけば、役に立つ、と。 小娘らしからぬ知恵だが、どこで身につけたかは見当がつく。先祖譲りだ。 結界を作って平穏を保ってきたのが博麗だ。 ゆっくりパークを作ってゆっくりを管理するという考え方に、馴染みが湧いたのだろう。 そしてそれは、聖域を願う俺の考え方にも通じる。 「まあそういうことなら……やらせてもらいましょうか」 「ええ、任せるわ」 なんだか知らんが、成り行きで主人と雇われ人になってしまったようだ。 そういえばこの女、さっきさらっと「安心して任せられる」とか言ったな。 もしかして最初から決めていやがったのか……。 「じゃあまた今度友達と来るわ! それまでに色着きの写真撮れるようにしといてね!」 「いや、だから無理だって言ってるだろ!」 縁側から春先の白い空に飛び上がると、巫女は手を振って去っていった。 ひらひらと飛んできた小さな欠片が、足元に落ちる。 ひとつではない。二つ三つ、十に二十、百に三百、数え切れず。 庭先は花びらの渦だ。暖かい風が吹いている。 幻想郷は桜に埋もれていた。 もちろん、ゆっくりパークもだ。丘の上から見えるパークは、上気したような白桃に染まっている。 花びらの舞う野山を、大小のボールが元気一杯に駆け回っている。 ここまでは聞こえてこないが、その声は容易に想像できる。 おはなさん! きれいなおはなさんだよ! ゆっゆっ とってもきれいだよ! おいしいよ! むーしゃ、むーしゃ! しあわせー!!! ゆっくちだね! ゆっくちできりゅね! うちにいた連中も、れいむとぱちゅりー一家も、冬ごもりを終えた知り合いと会いに、丘を降りていった。 今ごろ、例のセリフの大合唱だろう。 「さてと、今年ものんびり見物しますかね……」 双眼鏡を手に、家の前の切り株に向かおうとした俺は、足を止める。 そこに、大小二つの先客がいた。 「むきゅむきゅ、とってもすてきなながめね!」 「おお、ゆっくりゆっくり」 寄り添って、景色を眺めている。 俺は双眼鏡の代わりにカメラを取り出して、そっとシャッターを切った。 ゆっくりパークの春夏秋冬 おわり 心温まる作品をありがとう。 ゆっくりがゆっくりらしく、人間がニンゲンらしく 春夏秋冬・悲喜交々、精一杯生き抜く姿が、素敵です。 次回作も楽しみに待ってます。 おつかれさまでした。 -- ゆっけの人 (2008-12-24 07 01 15) う…おぉ、お…なんという…。 全て読みましたが、素晴らしいの一言しか出ません。なんという大長編…(゚Д゚;) しかも最後は最高のゆっくりがずーっと続き、そのうえ東方厨も納得する小気味の良いシメ方。 これを素晴らしいと言わずして、何としましょうか。 笑いあり泣き有り苦節死別出会い在り、感動或り。 最高ですよ、貴方の作品。 次回作も、期待させて頂きます。超乙 GJ!Σd(`・ω・´) ゆっくりかいてってね! -- 虐愛両方な人 (2009-01-10 02 14 20) すっきりできた……? いや、ちがうな。ゆっくりできたよ! -- 両刀お兄さん (2009-01-22 18 10 35) おお、良かった良かった -- 名無しさん (2009-04-08 20 16 40) 乙&GJ!!! -- 名無しさん (2009-05-30 01 36 26) ゆっくりできたよ!!! -- 名無しさん (2009-06-04 21 51 37) ながいのに ていねいなつくりで ゆっくりできたよ! -- 名無しさん (2009-07-15 19 04 15) 最高のゆっくりストーリーでした!次回作も楽しみにしてます! -- 名無しさん (2009-08-28 05 46 27) よかった! -- 名無しさん (2009-12-03 16 01 36) おお、名作名作 -- 名無しさん (2010-04-26 03 30 47) なんていうか一見いい話だけどところどころでエゴが垣間見える作品でした。 結局のところこの話のゆっくり達は誰かに保護されないと生きていけないしそして誰もその現状を打破しようとしない。 ゆっくり達が自立しようとしたりもしくは主人公と喧嘩するなりして、この主人公がゆっくりのことを嫌いになって管理をやめたりすると途端に生きていけなくなるんだろうなと。 この話はゆっくりの為の話ではなくて、ゆっくりを助けるヒーローとしての主人公の為に作られた話でした。 もし続きが書かれることがあるのならそのあたりと正面からぶつかり合って欲しいと思います。 -- 名無しさん (2010-05-03 19 09 37) あんまり感動させてくれるなよ! -- 名無しさん (2010-05-06 04 23 08) おお、ないたないた -- 名無しさん (2010-05-17 15 17 24) 白黒だったのによく銀賞とれたな -- 名無しさん (2010-07-09 16 59 43) とてもゆっくりできたよ!! -- 名無しさん (2010-10-15 22 15 17) とてもよかったです。共存共栄、いいですね。 -- 名無しさん (2010-12-05 19 58 58) 最初は共存の形に拘っていたのに、最終的には「飼っている」のが残念。 せめてぱちゅれみ家族に限定してれば何とかなったけど、30匹近くペット化しちゃったから、もう春が来ても元の形態には戻れないよね。 -- 名無しさん (2011-05-22 17 29 11) 結局半飼いゆ状態になって、ゆっくりの生態が破壊されているけど、まあしょうが無い。 虐スレじゃないし、エサ不足で壊滅させるわけにもいかんだろ。 でも、今後は本気で金策考えないといけないよなぁ・・・。 でないと、食糧不足で相当悲惨なことに・・・w -- 名無しさん (2011-07-24 21 08 36) ゆっくりの生態なんてコロコロ変わるからどうせすぐ適応するさ -- 名無しさん (2011-09-21 05 19 33) ↑×8 「 何、無力な白痴的存在を庇護することで自己承認を得ようとする偽善的なマッチョイズムだ と? まあなんとでも言え。これを崇高だなんて言わんからさ。 」 一番最初からそういう話なんだからそれはそれでいいんじゃないかと -- 名無しさん (2011-11-12 09 37 02) 私、虐スレみてたんですけど、あまりにも可哀想すぎて・・・ 最近はこっち系のを見ています。 関係ない話してごめんなさい。 -- 名無しさん (2012-03-30 18 53 51) 最初のドスの上から目線は、むかついたけど、 最後は泣いた。良い話だった! -- 名無しさん (2012-11-27 20 03 54) 作者です。4年ぶりに来てみたらいまだに読んでいただけているようで何より。ご感想ありがとうございます。 -- YT (2013-02-28 01 53 40) いい話ですね。若干ブラックユーモアのある所とか好きっス -- ある日の蟹座 (2013-03-31 02 50 24) ちょっと霊夢にイラッとしたけど面白かった。 乙! -- nanasi (2013-06-15 17 14 55) いい話ですな -- 名無し (2015-11-03 20 02 53) 名前 コメント
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前ページより 「やっぱあんま変わってないなこのジムも~」 時間つぶしのため僕達はメディカルセンターに行って一度ゆっくり達の治療を行い、準備を整えて改めてコウマジムの前までやってきた。 ジムには先ほどのメイドとバニーの喧嘩の傷跡が外にまで荒々しく残っている。修理してあるところもあるがそれも継ぎ接ぎのようにしか見えない。 しかしこれを見て変わってないとは一体どういうことなのだろうか。 「お嬢様に能天気メイド、事務メイド、『おーっす!未来のチャンピオン!』と言うエロい人……みんないるだろうか」 「なんすかそのエロい人って」 「入りゃ分かるよ。たのもーう!!」 道場破りのような口上を言ってケシキさんは両手で勢いよくジムの扉を開ける。 ジムの内装の方は修理が終わっていたようで、瓦礫の汚れが残っていたものの整然とした紅い洋館の姿がしっかりとそこにあった。 「スカーレット!!この路岬 気識が再び挑戦しに来たぞ!!」 「あ、その」 そんな風に勇んでジムの中に入っていくと、先ほど僕を外に連れ出してくれたメイドさんがおどおどしながら僕達に近づいてきた。 先ほどの喧嘩の処理で忙しかったのだろう。純白のメイド服は汚れに汚れ、時々肩を落として溜息までついている。 「一応……挑戦者ですよね」 「ああ、俺とこのシュン君。二人とも挑戦だ」 「先ほどはどうも」 「あっ……その……無事で何よりです」 ほっと胸をなでおろすとそのメイドさんは一度大きな深呼吸をする。 そしてポケットからマイクを取り出して喉から出せる精いっぱいの声を張り上げた。 『お、お、おーーーーーーーーーーーっす!!み、み、未来のチャンピオン!!!』 「……………………」 「……………………エロくないですね」 『ひぇっ!え、エロいだなんて言わないでくださーーーーい!!』 マイクで増幅されたメイドさんの叱責が耳をつんざく。 一緒にいる描写はこの文節には無かったけど、久しぶりにバンダナに載っていたれいむもその衝撃で僕の頭から転げ落ちていった。 「ちくしょうまたこんな扱いか!」 でも戦う前に傷つかれても困るので僕はれいむを間一髪掴みそのまま腰の前まで持っていった。 腕の中でれいむは僕のことを見つめている。なんかこのふにふにしている頬も妙に紅潮していた。 「……こ、こんなことぐらいでみなおしたりなんかしないんだからねっ!」 はいはいツンデレツンデレ。それにもすっかり飽きたので僕はそのままメイドさんの方に向きなおした。 『つ、続けます!このコウマのジムは初心者はともかく中堅さえも苦戦する全国屈指のジム!それでも挑戦するというのかーーー!!』 「挑戦するぞーーーーーーーーー!!」 ケシキさんはノリノリでいいのだがメイドさんはかなり無理してる感じがある。 エロくないし恐らく人事異動でもあったのだろう。まぁ結構可愛いから問題無いか。 『げ、げ、元気が良くていいぞぉ~~!!それじゃあこの門番のお姉さんが……あ、台本通りじゃ駄目なんだ。 このメイドのお姉さんが特別にここのジムリーダーの情報を教えちゃうぞーーー!!………はぁ』 そう言うとメイドさんは近くの銅像にもたれかかって一休みし始めた。 なんでこんな人を妙な役職に就けるんだ。もっと適材適所というのがあるだろ。可愛いから許すけど。 『ふぅ……それじゃ耳かっぽじ…よく聞いてねーーー!!』 「いやっほーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 「ゆっほーーーーーーーーーーーーー!!!」 「い、いやっほーー……」 なんかれいむまでノリ始めたので僕も一応叫んでみる。くそっ妙にシニカルに育った自分が腹ただしい! 『それじゃあ!!!リーグの条約によってジムリーダーは基本タイプが統一されていまーす!!』 「「イエーイ!!」」」 『それはこのコウマジムも過言じゃありません!それを今から皆さんに教えましょう!』 「「「ヤッホーー!!」」」 『このジムリーダーが使うタイプは血湧きたぎる格闘タイプ!もみじやてゐとかのノーマルタイプはかなり不利ですよ!!』 「「イエーーーッッッ「ちょっと待った!!」ダァーーー」」 と、さっきまでテンションノリノリだったケシキさんが突然制止を入れたせいで、ノリかけた僕のテンションが一気にダダ滑りしてしまった。 折角いい情報を貰ったというのにいうのになんで止めるんだろう。ケシキさんは訝しげな表情でメイドさんに物申す。 「アイツは「飛行」タイプ使いだったはずだぞ。それがどうして格闘なんかに」 「あ、その、いや……真に言いにくいのですが……その」 どうやらケシキさんは以前戦った時とは専門にしているタイプが違うということについて尋ねているらしい。 メイドさんも答えようとしている意思はあるようだけど、ケシキさんの妙な威圧に怯えて上手く言葉を紡ぐことが出来ないようだ。 そうグダグダな状況が続いていると二階の方から女性特有の甲高い声が洋館中に響いていった。 「それはこの私が説明しましょう」 その声がする方へふり向いて見ると、先ほどまでバニーと空中戦を繰り広げていたメイドさんが二階の手すりに腰掛けていたのだ。 顔には喧嘩のあとと思われる絆創膏が張り付いていたが服装だけはきちんと整っていた。 「なっ!お、お前は事務メイド!!これは一体どういうことだ!」 「あら、本当にお懐かしい顔ですね。再挑戦しにこないから他のところに行ったのかと思いました」 「今から挑戦するところだ!それにしても格闘タイプって一体どういうことなんだ?あいつ宗旨替えしたのか?」 「ああ、今から説明したします。少々お待ちを」 メイドさんは手すりから降りると、メイド以上のように思えるほどの優雅な歩き方で一階まで降りてくる。 そして僕達の前まで来てスカートの端を持ちコクリと一礼した。 「私はあなた達を歓迎いたします」 「……で、説明してくれるんだろな」 「ええ、でも残念なお知らせになると思いますよ」 それでもいい、そう言った強固ない意志を込めてケシキさんは頭を下げる。 メイドさんは僕にも了承を取ろうと言う風に顔を向けたので、僕もとりあえず頭を下げた。 「分かりました、では。 今このジムには全国最強ジムリーダーと呼ばれる、いや呼ばれていたお嬢様はいません」 「「「な、なにぃぃーーーーーーッッッッ!!!」」」 と一緒に驚いてみるけれど、全国最強の相手と戦えないということは僕にとってかなり好都合ではないかと思う。 上級者同士の戦いが見れないのは少し残念だが、本意である挑戦が容易になったのだ。 心がかなり昂ったが、がっかりしているケシキさんの前でガッツポーズもできるはずもなく僕はその感情を無理矢理心の中に押し込めた。 「ゆっほーーーーーーい!!これで勝つる!」 「………………」 けれどそんな僕の気遣いを泡にするようにれいむははしゃいでしまい、その結果ケシキさんの強烈な敵意の視線を受けることとなってしまった。 というか動けない。まるで全身が麻痺してしまったかのような感覚を受ける。 「い、一体どういうことだ!?というか呼ばれていたって!!」 「落ち着いてください。別に引退したというわけじゃありません。 お嬢様はかねてからのゆっくリーグの要請を受けてこのジムを発ち、ゆっくリーグ四天王の座に就いたのです」 「り、リーグ!?それって……」 ゆっくりトレーナーの最大の目標にして最後の壁。 そんな凄い人になるほど強いのかと僕は感心していたがケシキさんはその説明で納得出来なかったようで再びメイドさんに詰め寄った。 「四天王ってもう全員埋まってるだろ!?だからアイツもこのコウマで燻っていたわけだし……」 「ご存じないのですか?三か月ほど前、四天王のトップであるミツズキさんが辞めた、いや勝手に脱走したんですよ?」 「……トップに何があったの?」 四天王が脱走って絶句と言うしかない状況じゃないか。僕達三人全員開いた口がふさがらない。 「さぁ?なんか『I return a normal girl!!』とかほざいて三階の窓から飛び出したようで。 捜索も空しく、仕方なくお嬢様がトップ代理として着任しました。もっともお嬢様はかなり御不満のようでしたけれど」 「……そうか」 リベンジに闘志を燃やしていたのが空回りに終わってしまい、ケシキさんはひどく落ち込んだ様子で近くの銅像にもたれかかった。 一粒一粒涙が零れ落ちているのを見るととても嫌な気分になって、僕はケシキさんをほっとけずに居られなかった。 「大丈夫ですよ。リーグに行けばまた戦えます!!だから……」 「……お前の言うとおりだ、そうだよな!!」 僕の言葉を受けて、ケシキさんは涙を拭きあっという間に立ち直った。 なんてさばさばした人なのだろうかと感心しつつも呆れている自分がいる。まぁそうでなきゃ僕もこうして付いてきたりはしないのだけれど。 「そんじゃリーグを目指す為にはまずバッチだよなぁ。と言うわけでお手合わせ願おう」 そう言ってケシキさんは勇ましくゆっくりボールをメイドさんに付きつけた。 それに対しメイドさんは訳が分からないといったような表情で首をかしげている。 「私と戦うのですか?」 「あんたはこのジムの実質NO,2だろ?あいつがいなくなった今ここのジムリーダーはお前のはずだ」 「……………ごめんなさい。もう一つ伝えなければいけない事がありました。実は」 「セリエさん!!!!私の出番まだですか!?」 メイドさんが深深と頭を下げ説明しようとした時唐突に二階の方から別の女性の声が響き渡る。 かなり遠いところから発せられているはずなのに近くで拡声器を使ってるほどではないかと思えるほどの声量に僕は思わず耳をふさいでしまった。 「門番!せめて説明が終わってからに」 「あれだけ押しつけたくせに待ちぼうけは酷いですよ!!テヤァ!!!」 その掛け声とともに僕達の目の前の床に突然影が映り、その影を蹴りつけるかのように勢いよく女性が降ってきた。 ウサ耳の付いた中華帽に扇情的なバニースーツ、生足を隠しつつも色気も醸す網タイツ、着地の衝撃で胸が揺れるほどエロい体型。 どこかしらゆっくりめーりんに似ているような雰囲気はあるが、ゆっくり自体は昔からいるのできっと似ているだけだろう。 「あっ!『おーっす!未来のチャンピオン!』って言ってたエロい人!!」 「確かにこれはエロい」「エロい、流石バニーエロい」 豊満な胸がバニースーツから零れ落ちてしまうんじゃないかと思うくらいのエロさに、僕とれいむは『エロい人』という言葉を妙に納得した。 「あーはいはいエロいですよ……普通に中華服着たいなぁ……」 「門番、お嬢様の命令に背くつもりですか」 「命令って!!それならセリエさんこそお嬢様にジムを任されたのに!!」 「ええ、そうです。その命令は絶対に破ってはいません」 「それならジムリーダーはあなたがやるべきでしょうに!!!」 口論の末再びメイドさんとエロい人の喧嘩が始まりそうになり、もう一人のメイドさんとケシキさんはその間に入って仲裁をした。 さっきのようなレベルの喧嘩が始まったらもうどうしようもなくなってしまう。 それを知っている二人が必死で宥めてくれたおかげでエロい人の興奮は収まり、喧嘩の危機はなんとか回避されたのであった。 「おい事務メイド。お前がジムリーダーじゃないのか?」 ケシキさんが先ほどのエロい人の言葉を受けてそうメイドさんに質問するとメイドさんは頭を下げてこう言った。 「はい、申し遅れてごめんなさい。今から紹介します」 そしてもう一人のメイドさんと一緒にエロい人をはさむような位置に移動し、祝福するかのように二人はエロい人に向かって拍手をする。 「そう、この人が!!」「新しくコウマのジムリーダーとなった門番です」ってセリエさん!!人の名前を門番にしないでください!!」 このエロい人、つまり門番さんが全国最強の人に代わってこのコウマジムのジムリーダーとなったわけか。 けれどケシキさんの方はその紹介でもまだ納得できないようでなんとも煮え切らない表情をしていた。 「なんでこいつが……?」 「実は私ジムリーダー試験の更新をしていないんです。それで一応暇そうだった門番にリーダー試験を受けさせて……」 「更新試験くらいちゃっちゃとオトハ島に行ってやってくださいよ!!セリエさん私より強いんですから」 「だから門番!私はこのジムを任された身としてここを離れるわけにはいかないのです!!」 大体の理由分かったけれどメイドさん、いやセリエさんは少し頑固すぎるような気がする。 こう言うのが忠義なのかなと少しメイドという職業をしっかりと理解できたと思う。 「まぁ確かにオトハ島まで行くのに最速で往復一カ月って言うしな」 「そうです。私以外経理や事務を行える人がいませんから。そのことで門番と先ほどは大喧嘩までして……… アリアさんにも迷惑をかけてしまって……本当にごめんなさい」 「あ、いいんですよセリエ先輩。メイド仕事の厳しさを体感できましたから」 おどおどしたメイドさん、アリアさんは格下であるはずの自分に何の躊躇いもなく頭を下げてくるセリエさんに驚きつつも優しい声で気遣う。 ジムも単なる公共事業じゃないから色々苦労してるんだなと完璧蚊帳の外にいる僕はそんなことを思うしかなかった。 「いろいろ事情は分かったが……そろそろ挑戦してもいいか?」 「あ、はい、分かりました。ちなみに私の名前は此ノ花 芹恵と申します。以後お見知りおきを」 「人の名前を門番って言ってるくせにちゃっかりと自己紹介だけはするんですね……」 門番さんの冷たい目を華麗にスルーして話を続けるセリエさん。 何かこの人、他の人にはとことん丁寧だけど門番さんにだけはとことんシビアなような気がする。 「それでは、まずどちらが先に門番と戦いますか?」 ようやく話題に入れそうになったと思ったが、セリエさんの何気ない言葉に僕とケシキさんは互いに顔を見合わせる。 最初は全国最強の敵が相手だからケシキさんから先と言うことにしていたけど、こういう事情だと話は変わってくる。 「どうする?」 「ん~」 「へんっ!全国最強じゃないなら問題ないよ!とっととかかってきな!」 腕の中のれいむは相手が門番さんと知るや否や調子に乗ってそんなことをのたまっている。 口が悪いのはよくないがやる気を出してくれて何よりだ。なら、僕も頑張らなくちゃいけない。 「それじゃケシキさん。僕が先でよろしいですか?」 「ん?あとの方が相手の戦略とか見れて有利だと思うんだが」 「いや、まだこの後七つもあるのにそんな甘えたことは言ってられませんよ」 「わかりました。それではシュン様が最初ですね」 戦闘順を確認するとセリエさんはメイド服のポケットからリモコンを取り出して階段の方を向いてボタンを押す。 すると階段は真っ二つに割れてその下からフィールドのようなものがせりあがってきた。 ジム専用のフィールドと言うことなのだろう。全体的に平野だがギミックとして岩や柵があったりと芸が細かい。 「おー懐かしい、でも前とちょっと変わってるな」 「ええ、お嬢様用からこの門番用に変えたので。全くエロいやつは本当に金食い虫ですね。経理と事務を行う身になってください」 「酷い言いようです」 肩を落としながらも門番さんは縮地法でも使ったかのように一瞬でフィールドのトレーナーが立つ場所まで移動していた。 「さて挑戦者!!私だってあのお嬢様の門下生!ゆめゆめ油断しないようにお願いします!!」 「わ、わかりました!!」 門番さんの大声量につられて僕も声を張り上げフィールドへと一歩踏み出す。 これがジムの風、ジムの空気。門番さんを目の前にして僕の鼓動は張り裂けそうなくらい鳴り響いていた。 『それでは!!コウマジム決戦!挑戦者シュンVSジムリーダー門番!!2VS2のシングルバトルを始めます! ちなみに審判はこの菜ノ奈 有亜が務めさせていただきます!!それではゆっくりファイト!!レディーーーーー!!! GO-----------------------ッッッッッッ!!!!』 ジムリーダーの門番が勝負を仕掛けてきた!!! BGM 対決ジムリーダー!(赤緑ver) 「アリアさんまで人のことを門番って!と、とにかく行けッ!!いちりん!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 門番さんの放ったボールからは何か頭巾を被ったゆっくりとスタンドみたいな髭親父っぽいものが出てきた。 頭巾の方は普通のゆっくりだが髭親父の方はただのゆっくりとは思えないほどの威圧がある。これは一筋縄ではいかなそうだ。 「……ん」 あれ?今僕の目の前には『二人』ゆっくりがいるように見える。 もしかしたらスタンド扱いだからいいのかなと思いつつも僕はゆっくり図鑑を開いて分析してみた。 ,-── -、___ , ' ⌒´ ̄ 、⌒( `ヽ、 、 ,-'" )) `ー' ヽ _)) ,,.-''"´ ̄ ̄`ヽ ( (_-──-__,─'ノ ̄ / \ / ゙、..} 二 {..,─'ヽ`ヽ、 /i´ `i ヽ l rr=-, r=;ァヽ ) ./ |彡 ミ| ヽ ノ ム___ゝ l ( l {;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;} |( // _ノ ,,,,,,,,ヽ、ヽヽ ,) ヽ、 | (( (´(ヒ_] ̄ ̄ヒ_ン)`Y l | 彡 ̄_ノ ヽ、 ̄ミ ) | ))ノ"" ,___, ""ノソ | ´ ̄  ̄` ノ ヽ | ヽ ヽ _ン / |`ー─ ---─---─ ' __) .ノ i >..,____,,... イ i |`(__(___,-── '" ゆっくりNO、 いちりん ゆっくりNO,うんざん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~めいんは いちりん。 うんざんは おまけ。 うんざんは しゃべらないうんざんは やさしい うんざんは ほうようりょくが あるうんざんは うんこに にてる。 めいんは いちりん。 ええと、説明分は一つだけどデータ自体は二人分埋まっている。 やっぱりこいつらは二人なのだろうか、悩んでいても結局結論は出なかったので聞いてみた。 「レフェリ~!これって二人分じゃないんですか」 「あ、ええといちりんとうんざんは特別なんですよ。うんざんはいちりんがいないと制御できないしいちりんは一人だと個性ないし」 「ちくしょう!不人気って言われても『毎月10日は一輪の日』って言ってくれる人がいるんだい!」 まぁそれなら仕方ない。それじゃあこちらもいくとするか。 「いけっ!みのりこ!!」 「秋たりしないでね!!」 投げたボールからみのりこが飛び出しそのままいちりん&うんざんコンビと向かい合う。 そして、みのりこが二人に向かっていったところから戦いの火蓋は切られた。 「なにごとも先手必勝!!うおりゃ!!」 得意ののしかかりをしようと思いっきり跳ねるみのりこだったがそれもゆっくり一人分移動されただけであっという間にかわされてしまった。 「そんな単純な攻撃ぃ」 「いけっ!はっぱカッターだ!!!」 余裕があるからこそ相手のいちりんは最低限の回避しかしなかった。 今、みのりこといちりんとの距離は1mもない。射程距離としては十分、みのりこから放たれた葉っぱは勢いを保ったままいちりんに向かっていった。 「なっ!!」 「むううううううううううううううううううう!!!!」 だがいちりんの額に葉っぱが刺さるというその瞬間、急に風が巻き起こったかと思うと葉っぱは影も形もなく消え去っていた。 一体どこ行ったんだと見まわしてみるとうんざんから巨大な腕が生えていることに気が付く。そしてうんざんの固められた拳からぱらぱらと葉っぱが舞い散った。 「ぜ、ぜんぶうけとめたというの……?」 「いちりん!!そのままマッハパンチ!!」 「うんざん!マッハパンチ!!」 「!!」 門番さんからいちりんへ、いちりんからうんざんに命令が伝わっていく。 そのタイムラグを狙ってみのりこはその場から離れようとしたが、うんざんに命令が伝わった途端うんざんの拳が目にもとまらぬ速度で放たれ、みのりこの体を吹き飛ばしていった。 「ゆぎゅん!!」 「みのりこ!な、なんて強さだ……」 強い、強いぞ。あのうんざんとかいうやつ。 だがそれにも付け入る隙はある。一つは命令のタイムラグ、そしてもう一つは命令中継がなければどうしようもないということだ。 「や、やってくれるじゃない」 「みのりこ、いちりんを重点的に狙えるか?」 「難しいわねぇ……あれだけ近くにいたらこっちが近づく前にやられちゃう」 耐久型のみのりこにとって火力と敏捷がある相手はタイプを別にしてもかなり相性が悪い。 どうにかして引き剥がせないものか。 「来ないのならこっちから行きます!!そのまま殴りかかりなさい!」 「うんざん!!」 二人の掛け声によってうんざんは巨大な拳を固めパンチの構えをとるがみのりことの距離は結構ある。 拳撃の速度に反してあの図体から全体的な機動力は無いだろう、そう考えて僕はみのりこにもっと離れるように指示を出した。 「……ん?追ってこない?」 けれどもいちりん達は全く動く様子がなく構えたままずっとその場に鎮座している。 こう言う怪しい行動に限ってとんでもない技が来ると思うので僕は油断せず離れるように指示を続けた。 「ゆ、ゆぅ……やっぱ近づいてこないか」 「相手は草タイプ。下手に時間を取ると危険です、今すぐ放ちなさい!!」 「わかったよ!うんざん!」 やはり油断を誘っていたらしく指示は正しかったと内心ほくそ笑む。これだけ距離をとれば相手が近づいてくる前に防御態勢は完全に整うだろう。 しかしいちりんがみのりこに向かって跳ねるとうんざんはその場で拳を振るい、その拳はまるでロケットパンチのようにみのりこに向かって吹き飛んできたのだ!!! 「にゃにぃ!?」 「よ、よけろおお!!!」 車と見間違うほどの速度で巨大な拳はみのりこを襲うが、最初から回避の準備をしていたおかげで直撃はなんとか免れた。 攻撃を回避された拳は減速してそのまま逆再生するかのようにうんざんの元へと戻っていく。 その間にもみのりこはもう体勢を整えて、隙だらけな手甲にむかって攻撃の準備を始めていた。 「みのりこ!!拳に向かってはっぱカッターーー!!」 「いちりん!霧散させなさい!」 「な霧散!!」 距離一メートル、威力が減衰されずに放たれた葉っぱは拳に突き刺さると思っていた。 けれど拳の形がぼやけたかと思うと葉っぱは拳に刺さることなく素通りし、そのまま3m辺りのところでへにゃへにゃと床に落ちていった。 「なんだこりゃ!?攻撃が……」 「ふふん、うんざんは入道雲のゆっくり。もともと形がないものだと思ってくださいね」 なるほど。特定の形状を持たないからこそ腕を飛ばすという豪快なことが出来るのか。 雲と言うのなら風で吹き飛ばせばいいがみのりこはそんな技を持っていない。せめてれいむにチェンジできればいいのだけれど。 「審判~ゆっくりのチェンジってありですか?」 「今出てるゆっくりが戦闘不能になったらいいですよ」 これは地味に困ったことになった。れいむを出す為にはみのりこがやられなければいけない。 みのりこもただやられる事をよしとしないだろうし、もしそうなったとしてもれいむはいちりんともう一人のゆっくり相手に二連戦をしなくちゃいけないこととなる。 風を使う作戦は無しだ。他に打開策は無いか僕は指示を出しながら必死に考える。 「……待てよ、体が雲?」 門番さんが言うように雲は元々形が無いようなもの、もしかしたら通常は雲のようになって攻撃や防御の時だけ硬化しているのではないだろうか。 その仮定が正しければきっと付け入る隙はある。 「みのりこ!近づいていちりんを狙え!!」 「ゆっ!?わ、わかったわ」 賭けになると思うが拳が飛ばせると分かった以上距離を取るのは無意味だ。 僕の指示に戸惑いを感じて入るもののみのりこは多少迂回しながら着実にいちりんとの距離を詰めていった。 「わざわざ近づいてくるだなんていい度胸ですね!!とっておきの技見せてやりなさい!!炎のパンチ!!」 「よっしゃあ!!ふれいむぱーんち!!」 いちりんがそう叫ぶと、どのような理屈かは分からないがうんざんの右拳から炎がぶわっと噴き出した。 そのまままるでファンタジー漫画のように炎は拳を纏い、うんざんの影も炎によってユラユラと揺らめいている。 そして炎の拳はみのりこを狙って一直線に飛んできたのであった!! 「!!」 「みのりこ!!」 迂回しながら移動していたため直線軌道の拳は簡単に避けられるはずである。 けれど僕はそう言った指示を出すことが出来なかった。うんざんの左拳が固められているのを見てしまったから。 きっと炎の拳を避けて隙が出来あったところをあの左拳で始末するつもりだろう。 「そのまま炎の拳に乗り移れ!!」 「えぇっ!?」 「いいから早く!!」 訳が分からないのも無理はないが、納得できるほどの指示を出したら相手にこちらの行動を読まれてしまう。 理由の分からない行動ばかり指示して迷惑をかけていると感じてはいるけれど、みのりこは僕を信じるといった表情でそのまま拳に載るように跳ね跳んだ!! 「やっぱり駆け出しか……草タイプに炎は禁物、乗っただけでも全身に火が回ってあっという間にやられちゃいますよ!」 「分かってないのはそっちですよ、みのりこ!飛び乗ったらそこからうんざん達の真上に行けぇ!!」 タイミング良く炎の拳に乗ったみのりこは炎に焼かれながらもそこから一気にうんざん達へ向けて飛び跳ねる。 炎に纏われながらも元気に飛び跳ねたみのりこの様子を見て門番さんは信じられないといった表情を浮かべた。 「な!何故炎が効いてないの!」 「一つ言っておこう……」 「みのりこは焼き芋だ!!!炎など効かん!!」 これはあのケシキさんとの戦いで知った事実。 酷い敗北に終わった戦いだたけどこうして得た情報もあった。今更ながら戦ってよかったと僕はケシキさんの方をちらりと見る。 「い、いちりん!うんざんの拳を上に……」 「ああん!うんざんの拳どっちも放ってしまいました!!」 中止の伝令が伝えられていなかったため、うんざんは左拳を予定通り右拳の影を狙うように放ってしまっていた。 今、いちりん達は完全に無防備。今が最大のチャンスである。 「そのまま降下!!その時の風でうんざんを吹き飛ばしてしまえ!!」 「ゆっ!!今までの指示はこの時のためだったのね!!」 「させませんよ!!いちりん!落ちてくるまでに左拳を相手に向かわせなさい!そのくらいの余裕はあるはずです!!」 「うんざん!拳をUターンさせてみのりこを狙え!!」 いちりんの指示と同時にうんざんの左拳は急遽方向を変え勢いを保ちながらみのりこの方へ向かってくる。 そう来たとしたらこっちも予定を早めるだけだ! 「うおりゃあああ!!」 みのりこは帽子の中から葉っぱを取り出し勢い良くうんざん達のいる真下へと投げつけた。 今みのりこはうんざん達と2m以上は離れている。普段だったら勢いも減衰して意味のない攻撃になるだけだけど、今は上下という構図だ。 投げられた葉っぱカッターは重力に惹かれ、減衰することもなくうんざんを容赦なく切り裂いて行った!!! 「!!!!」 「う、うんざん!!」 うんざんが形を崩すと同時にみのりこを狙っていた拳も雲のようになってみのりこを素通りしていく。 そしてみのりこ降り立った衝撃と風によりうんざんの体は完全に崩れフィールド上に広がっていった。 「ああ!うんざん今すぐ戻って」 「させないわよ」 狼狽しながらなんとかうんざんを戻そうとするいちりんの前にみのりこが立ちふさがる。 この間合いならうんざんが戻る前にいちりんを倒せるはず。勝ったと僕はプレッシャーを吐きだすように肩を下ろした。 「シュン君!油断するなよ!」 「あ、はい。分かりました」 そう、問題は相手の奥の手と思われるもう一人のゆっくり。 その強さは未知数だ、れいむで勝てるかどうか分からないため今まで以上に油断しないようにしないといけない。 「ゆふふふ……まさに詰み(チェックメイト)ね。星組の不人気として見込みあると思ったんだけどねぇ」 「き、貴様のようなってたまるものか!!!!」 「さて、のしかかりでぺしゃんこになりたい?それとも葉っぱを額に受けるメイド流お仕置きがいい?」 「……なめるなよ、この東方オブ不人気め」 そのいちりんの一言がみのりこの逆鱗に触れてしまったようでみのりこは憤怒の表情でいちりんに襲いかかった。 いちりんのふてぶてしい表情に僕は何か不安を覚える。もしかして勝ったとと誇るのは、まだ早かったのではないだろうか? 「いちりん!!発勁!!!」 「うおりゃ!!!!」 いちりんはみのりこの攻撃をかわすように、そこから一気に攻撃に転じた。 それは単なる体当たりにしか見えなかった、けれど怒りに身を任せて防御を忘れていたみのりこはその直撃を喰らい大きく吹き飛んでしまったのだ。 「ぎゃーーーん!!!」 「みのりこ!!!!」 「……いちりん一人ならなんとかなると思った?」 門番さんの妖艶な声がフィールド越しに伝わってくる。それはまるで警告のようであり、同時に侮蔑のようにも聞こえた。 「普通のトレーナーならうんざんにかまけていちりんを鍛えることを忘れてしまう。 けれど私は『ジムリーダー』。このコウマジムを任されている身!そこらのトレーナーと一緒にしないでください!!!」 「じ、ジムリーダーの実力……か」 門番さんの言葉が僕の心にずしんと圧し掛かる。 全国最強じゃないからと言っても相手は曲りなりともジムリーダー、エロい服装のこともあって僕はそれほど警戒していなかった。 それがこの結果だというのか。本格的な力の差に僕は再び目の前が真っ暗になり始めた。 「おい!シュン君、何やってるんだ!」 「……ケシキさん」 「まだ負けたわけじゃないというのにぼさっと立ってんなよ!!」 ケシキさんの声援が聞こえ僕は顔をケシキさんの方に向ける。 ケシキさんは会ったばっかりの僕の戦いをじっと見守ってくれて、声援までしてくれた。 でも駄目、これがジム戦なんだと痛感してしまった。チャンスはいくらでもある、ここはもう諦めるしかないのだ。 「ふざけんなよ!!初心者!確かに目の前のエロいやつはお前よりかは強いかもしれない!! でも圧倒的な差ってわけじゃないんだ!!ここで負け癖が付いちまったらお前絶対この先勝てない!! 初心者だからこそ!!!ここを乗り越えて強くなれるんだろうがああ!!」 「ケシキ……さん」 「そ、そうよ……このまま負け戦が続くなんてまっぴらごめん」 先ほどの攻撃で吹き飛んだみのりこはボロボロになっていてもなんとか立ち上がる。 圧倒的な差じゃない、その言葉で僕は少し希望を持てた気がする。 愛するゆっくりのために、そして応援してくれる人のために僕はたたかう! 「威勢が良くても、理想を語っても、現実は残酷ですよ。いちりん、うんざんは?」 「もう元に戻ったよ!」 フィールド上に散っていたうんざんのかけらは一か所に集まり再び髭親父の姿を取り戻していく。 やはり力の差かさっきよりもうんざんが大きく見える。そしてうんざんはみのりこの狙いを定めて拳を放ってきた。 「く、くそっ!!」 この満身創痍の状態でみのりこはあの拳は避けられないだろう。 やはり勝つというのは理想に過ぎないというのか。でも、希望は捨てたくない! 「あ、秋らめるものか!!うおおおおおおおお!!!」 「ふん!!無駄な抵抗は……」 空を裂き、障害物を破壊しそうなほど豪快な勢いで突き進むうんざんの拳。 だがそれは幻影であったのか。みのりこに当たるはずのその拳は幽霊のようにみのりこを素通りし、何のダメージを与えることなくそのままあさっての方向へ飛んでいったのだ。 「………な、い、一体どういうこと!?いちりん!」 「霧散はさせてないです……え?何うんざん……え、え、ええーーーっ!」 「一人で驚いてないで教えて!」 「なんか異物が混じって上手く硬化出来なかったようです」 異物だと?だが相手は雲そのもの、それに一体何が混ざるというのか。 けれどフィールドを見回してみるとその異物の正体が何なのか分かった。 「煙だ、さっき拡散したせいで煙がうんざんの中に入り込んだんだ」 「煙って一体どこから!?」 「……お前の帽子から」 炎の拳の影響で帽子も帽子についてるブドウも燃えて頭頂部がかっぽりと見えてる始末だ。何というMs,ファイヤーヘッド。 でもそのおかげで煙が発生しうんざんの硬化を食い止めた。今ならいちりん単体を相手できる!! 「今度は油断なんかしないぞ!!!みのりこ!!いちりんをぶっ飛ばせ!!」 「おりゃあああ!!!」 全速力でみのりこはいちりんのもとへ近づき、もみ上げに携えた葉っぱでいちりんの頭巾を切り裂いた。 先制出来たのはいい、けれど相手の近接攻撃をどう対応するのかが問題だ。 「こ、この!!格闘タイプに近接で勝てるものか!!」 「うっせぇ!どうせ鍛えられたと言っても中の中程度でしょうに!なむさんの腰巾着に負けてたまるか!」 いちりんとみのりこは超至近距離で技を出す暇もなく殴り合いをする。 横から加勢がないかと心配になったが、うんざんもいちりんからの命令がないおかげで援護することもなくまごまごしていた。 あとは1対1で勝てることを祈るのみ。頑張ってくれ。 「いちりん!まずはうんざんを元に戻すことに専念しなさい!なんでもいいから一度吹き飛ばして体勢を整えて!!」 「わ、わかってます!!でも、こいつ何故か全然動かないです!まるで何かに固定されているかのように……」 そう、固定されているのだ。みのりこが根を張っていることによって。 衝撃が逃げずにそのまま残ってしまうという欠点もあるがうんざんが復活することの方がずっと問題だ。 でもやはりみのりこが傷つく姿を見てると、僕はどうしても心苦しい。 「背負うものが大きければ大きいほど!!わたしは!!どこまでも守れるのです!!!!!」 攻撃の隙間を縫って放たれたいちりんの渾身の一撃により、みのりこは糸が切れたかのように攻撃の手が止み、白目をむきかけて無防備にも仰向けになってしまう。 その様子を見ていちりんは勝ったと思って溜息をつき、ようやく攻撃の手を止めた。 「……自分を」 「!?」 だが完全に戦闘不能になっていたはずのみのりこから声が漏れ、いちりんは拍子抜けた表情を浮かべる。 そしてみのりこは根を動かして一気に起き上がったのだ!! 「自分自身の全てを賭けているからこそ!!私は……絶対に秋らめきれないんだああああああああああああ!!!!!!」 みのりこは怒涛の叫びをあげていちりんの額に向けて葉っぱカッターを投げつける。 突然の事態にいちりんは何もする暇もなく額にぱっぱカッターを突き刺されその場に昏倒してしまった。 「……へっ、下積み期間が……違うのよ」 誇りきった顔でみのりこはそう呟き、力なくその場に倒れた。 フィールドには戦闘不能のゆっくりが二人。勝てはしなかったけれど、本当に、本当によくやってくれた!!!! 『………いちりんとみのりこ!両者戦闘不能!!!』 「うそっ!!そんな……いちりん!」 「次が最後の戦い……ですね」 僕はみのりこのもとへ駆け寄り選別の想いを込めるように思いっきり抱きしめてからゆっくりボールに戻す。 門番さんもいちりんとうんざんをゆっくりボールに戻し、次のゆっくりを繰り出す準備をしているようだ。 次ページへ
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ゆっくり魔法図書館 図書館-完結作品区画2 探偵ナズミ―マウス Last Report No,10 ■探偵ナズミ―マウス 「エンドロール」 08P (←前)ー(P08)ー(先→) ♪有頂天変 ~ Wonderful Heaven(全人類ノ天楽録アレンジ) .,,-‐''"゙゙゙"''ー,,、 / `ヽ 丿 ゙l, l゙ | ゙l ,l゙ ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ ,i ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; Report No,07「大粒の涙雨」 タイトル引用:東方星蓮船 [曲引用] orange pekoe:極楽鳥~Bird Of Paradise~ 井上揚水:夢の中へ _r‐z <ィ、ハ > // -ニ●ニ-\\ ムべん才―イ∧へi || i | ||、_|_ノ ,。 ||, '´⌒⌒ヽ (⌒) ゙i(⌒)〈Q( 人、ヽ)) .ッ´ ̄'゙iY, 幵リ)^ヮ^ノソ 〈(( ハ(, (,|ン(,・+。*±*・' つ. ~ (,゚、 ゚ ∩ ,r゚、。_ _ 。゚⊃ll- __,r'つ(, ,r' i_フ~ ((__)|(__)ソ 〒 .∥ ∧ _____| . |─Λ .∥ Λ /| |n_n_n ∧ n_n_n_n_| . |⌒| |へ .∧ i. | i'´ ̄`i∨ . |ニニニニニニ|... ∨ .| | ̄| ∧ヘ Λ | |'´. ∧| | . . | ロ ロ ロ ロ .| . . . |_n_n_n_n_n ΔVΔ | |ヘ| | / n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n . | .. | || || || || n_n_n_n_n_n_n_n_| . . . . |_n_n_n_n_n_n_n_n_n__|| || || || | . . . | . .n. n n .n. . | / ̄ |===ト、 │ | . . `=f==f===| . . .. i | i . . | n ,∠___\\|_| \n_∥_n_n | []__|_|__.| . . .. l!ヘl! 「| 「| ____|____.|] [] [] [] []士ェェェェェ| ∥ ロ ロ|___、 | .|X⌒X⌒X⌒X| . . |曰|| .|.|'⌒|.| /_n_n_n_.n , .|======== | /Λ /Λ | //\ |─‐ヘ.∧二二二二二二二二|TT| | | | | .| |ロ| |ロ| |ロ| / |工工工工 ,-' ヽ ( ( ̄ ヽヽ .------. ヽ ヽ ... | _/ . '''' ̄''ヽ ヽ ,.-''"´  ̄'"" ヽ ) ) /==─ \. ノ ノ ノ ( \ ヽ "ヽ_ノ_ノ\_ハヽ /ヽヽ\_フ ) _ノ | ,__, ,__,)';/ヽ ヽ …サーカスなんか… ヽヽ_ノ i"" ,___, "ノ | '\ \ 人 ヽ/__) フ ノ ) "'ヽ...>.. ..,____,,イ'ノ/ .ノ...,ノ くだらんし、つまらん物かもしれません。 でも… , ------ヽ ,--、__ / -ヽ-⌒-' ヽ'ヽ / / ) -─= == ヽ) i / / 人 〉 ノ)( ヽノ /ノ,ノ..ノ \ヽ (_ ( ( 'ヽレ' , --、///, --、|ヽ ( 今度は最後まで…見て下さいね! )' 'ヽ 人''' ,___, '''i ( 'ヽ (´( '' ヽ ヽ _ン ノ(('' ヽ∧ ) (Y>.., ____,, ._イ( ( ' 【シルクドクラシャン 】 グランドマスター:霧雨魔理沙 おかしら:魅魔 マスター:パチュリー・ノーレッジ クラウンリーダー:秋静葉 ナイフマスター:十六夜咲夜 マリオネティスト:アリス・マーガトロイド バランサー:黒谷ヤマメ バランサー:キスメ カウンセラー:鍵山雛 マシーナリー:河城にとり エムシー:リリーホワイト パントマイマー:伊吹萃香 楽士 ルナサ・プリズムリバー 楽士 メルラン・プリズムリバー 楽士 リリカ・プリズムリバー クラウン:水橋パルスィ クラウン:橙 クラウン:多々良小傘 ジェラート屋:秋穣子 咲夜の義妹:レミリア・スカーレット ,-' ヽ ( ( ̄ ヽヽ .------. ヽ ヽ ... | _/ . '''' ̄''ヽ ヽ ,.-''"´  ̄'"" ヽ ) ) /==─ \. ノ ノ ノ ( \ ヽ "ヽ_ノ_ノ/_ハヽ \ヽヽ\_フ ) _ノ | (ヒ_] ヒ_ン)';/ヽ ヽ ………。 ヽヽ_ノ i"" "ノ | '\ \ 人 ヽ フ ノ ) "'ヽ...>.. ..,____,,イ'ノ/ .ノ...,ノ …フン。 ,-' ヽ ( ( ̄ ヽヽ .------. ヽ ヽ ... | _/ . '''' ̄''ヽ ヽ ,.-''"´  ̄'"" ヽ ) ) /==─ \. ノ ノ ノ ( \ ヽ "ヽ_ノ_ノ/_ハヽ \ヽヽ\_フ ) _ノ | ,__, ,__,)';/ヽ ヽ …ま、都合が合えば観に行くよ。 ヽヽ_ノ i"" ,___, "ノ | '\ \ 人 ヽ _ン フ ノ ) "'ヽ...>.. ..,____,,イ'ノ/ .ノ...,ノ , ------ヽ ,--、__ / -ヽ-⌒-' ヽ'ヽ / / ) -─= == ヽ) i / / 人 〉 ノ)( ヽノ /ノ,ノ..ノ \ヽ (_ …はい! ( ( 'ヽレ' , --、///, --、|ヽ ( )' 'ヽ o O ,___, Oo 'ヽ 絶対ですよ!!! (´( ''' 'ヽ ヽ _ン ノ(('' ヽ∧ ) (Y>.., ____,, ._イ( ( ' ,)_,.v''´⌒ヽ.  ̄ ‐- ... )... .. ... ´ヽ. . . . . . . . . .. .. ⌒; __,、 ノ⌒ー' `ー'⌒ヽヽ _ . . . . . . . . . . . . .. .ノ ,r ヽ'⌒ `^j ヽ .. . . . . . . . . .. .)  ̄ `ー ‐-‐一´ r'´ `ー'⌒ヽ `ー 、 . . . . . . .. .ノ , '⌒ー-‐、 ヽ, ....... ... .... . . .. .⌒ヽ ヽ-----‐-ヽ.っ r_,つ ヽ. . ._ _ . . . .___ . . . . .. . . ノ- .__,.--‐、  ̄  ̄ ̄  ̄ ` ̄ー-‐- .,,-‐''"゙゙゙"''ー,,、 / `ヽ 丿 ゙l, l゙ | ゙l ,l゙ ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ ,i ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 。 O ,-' ヽ ( ( ̄ ヽヽ .------. / ヽ ヽ ... | _/ . '''' ̄''ヽ ヽ ー O ,.-''"´  ̄'"" ヽ ) ) \ /==─ \. ノ ノ ! ノ ( \ ヽ "ヽ_ノ_ノ/_ハヽ \ヽヽ\_フ ) o 水…? _ノ | (ヒ_] < )';/ヽ ヽ 。 O ヽヽ_ノ i"" 。 o '\ …なんだ、また君は泣いているのか? \ 人 ヽ フ ノ ) ピチャッ "'ヽ...>.. ..,____,,イ'ノ/ .ノ...,ノ , ------ヽ ,--、__ / -ヽ-⌒-' ヽ'ヽ / / ) -─= == ヽ) i / / 人 〉 ノ)( ヽノ /ノ,ノ..ノ \ヽ (_ ( ( 'ヽレ' , --、///, --、|ヽ ( )' 'ヽ 人 O ,___, Oo 'ヽ …雨ですよ!きっと! 。 (´o O' ヽ ノ(('' ヽ∧ ) (Y>.., ____,, ._イ( ( ' ,-' ヽ ( ( ̄ ヽヽ .------. ヽ ヽ ... | _/ . '''' ̄''ヽ ヽ ,.-''"´  ̄'"" ヽ ) ) /==─ \. ノ ノ ノ ( \ ヽ "ヽ_ノ_ノ/_ハヽ \ヽヽ\_フ ) _ノ | ,__, ,__,)';/ヽ ヽ …随分、大粒の涙あ… ヽヽ_ノ i"" "ノ | '\ \ 人 ヽ フ ノ ) "'ヽ...>.. ..,____,,イ'ノ/ .ノ...,ノ .,,-‐''"゙゙゙"''ー,,、 / `ヽ 丿 ゙l, l゙ | ゙l ,l゙ ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ ,i ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;´ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 【夢の国・中央王宮】 王:雲山 指導者:雲居一輪 三獣士・リーダー:八雲藍 三獣士・ネームレス:名無しの本読み妖怪 三獣士・アサシン:火焔猫燐 三獣士補佐官:リグル・ナイトバグ 三獣士補佐官見習い:霊烏路空 宮廷送迎船・船長:村紗水蜜 因幡亭白兎:因幡てゐ 永遠亭ニセ兎:鈴仙・優曇華院・イナバ 沼の怪物:にちょり _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ _r‐z <ィ、ハ > ショッペェ // -ニ●ニ-\\ ムべん才―イ∧へi || i | | i | ベチャベチャ 。 | i |⌒⌒ヽ (⌒) ゙///( 人、ヽ)) .ッ´ '| i | ゙ リ)^ヮ^ノソ ビックリシタ? 〈(( ハ(| i | (,。*±*・' つ. ~ (◎Д、_|_ノ ,r゚、。_ _ 。゚⊃ll- __,r'つ(, ,r' i_フ~ ((__)|(__)ソ 〒 .∥ ∧ _____| . |─Λ .∥ Λ /| |n_n_n ∧ n_n_n_n_| . |⌒| |へ .∧ i. | i'´ ̄`i∨ . |ニニニニニニ|... ∨ .| | ̄| ∧ヘ Λ | |'´. ∧| | . . | ロ ロ ロ ロ .| . . . |_n_n_n_n_n ΔVΔ | |ヘ| | / n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n_n . | .. | || || || || n_n_n_n_n_n_n_n_| . . . . |_n_n_n_n_n_n_n_n_n__|| || || || | . . . | . .n. n n .n. . | / ̄ |===ト、 │ | . . `=f==f===| . . .. i | i . . | n ,∠___\\|_| \n_∥_n_n | []__|_|__.| . . .. l!ヘl! 「| 「| ____|____.|] [] [] [] []士ェェェェェ| ∥ ロ ロ|___、 | .|X⌒X⌒X⌒X| . . |曰|| .|.|'⌒|.| /_n_n_n_.n , .|======== | /Λ /Λ | //\ |─‐ヘ.∧二二二二二二二二|TT| | | | | .| |ロ| |ロ| |ロ| / |工工工工 | || ||. || || | _./__., | ゚_゚ ゚ | |_l]_l]_l]_l]_l]_l]_l]_l]_l]_l.|.|_l.|-──────────|ェェェェェェェェ | ||_||. ||_|| | | 「| 「|| .∠∧┴/_n_n_n_n_n_n__/ l] l] l] l] l] l] l] l] l]|┴r┴r┴r┴r]士ェェェェェ] | l」 l」|ヘ、| | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ /_n_n_n_n_n_n_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ∠二二ヽl=|====| ̄| | | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ /_n_n_n_n_n_ 「エンドロール」09Pへ
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ゆっくり魔法図書館 図書館-完結作品区画 CIRNOGA 0 ■CIRNOGA 0 チャプター7後半 (←前)―(ゆっくり図書館790棚目) \ // ____ ,. -‐''"7__,,..-─ァ ん… | `/ /-‐─-='、> ,、 `ヽ/ `>ノ ) ヽ.>|_ヽ/| _,,..-‐'"´ヽ. |/ < ´) Y--‐`''"´ /i__,,.. - 、 /| `> 、_) | ̄V \| ヽ、,ノ / | < l ) ./___∧ /|-‐'" l__,∧ \ ,イ ; -‐‐-、__,,..--、 \|´"'' ー、'"`ヽ / ヽ、 __,>ー-‐<__フ r'´ i /| | ノ  ̄ ̄ヽ、 ー‐-‐< !、 ゝ__,,..-< \/___,,..-‐''" `ヽr-、..,,_____,,.>フ` ̄|´ヽ. ヽ / く/ /| | \/ \/ ____ ,. -‐''"7__,,..-─ァ | `/ /-‐─-='、> ,、 `ヽ/ `>ノ ト) ヽ.>|_ヽ/| _,,..-‐'"´ヽ. うぅ、ここは? |/ < ´) Y--‐`''"´ /i__,,.. - 、 …湖? なんで? /| `> 、_) | ̄V \| ヽ、,ノ / | < l ト) /___∧ /|-‐'" l__,∧ \ ⊃ ,イ ; -‐‐-、__,,..--、 \|´"'' ー、'"`ヽ / ヽ、 __,>ー-‐<__フ r'´ i /| | ノ  ̄ ̄ヽ、 ー‐-‐< !、 ゝ__,,..-< \/___,,..-‐''" `ヽr-、..,,_____,,.>フ` ̄|´ヽ. ヽ / く/ /| | \/ \/麓の湖に帰されたチルノは、徐々に元気を取り戻していきました。 ,.-、 ,. -、 / \ / ヽ, ,' ヽ、______/ ! ! ;>'''"´ `"''< く. ! ァ' ,. '"´` ⌒'ヽ; ! _ノ ;.' ,' , ; i i ヽ! `ヽ.,' i ,' ! ,'! /! /! ,' ', / i iノ !__,.、/ | / 、|__ィ'/レヘ .'、 …うーん。 ./ ! ∠,..イ (ヒ_] レ' ヒ_ン i i>-ヽ 神奈子とは違う誰かの声がしたような… `ヽ! !ノ '" ",V i,」 全然思い出せない。 ノ ,' .|ト.、 ‐ ,イ i ', (rヘ. i ', .|>,、 _____, ,.イ レヘノ レヽ、/ヽ!,.イ´ \_/iヽ!ノ!/レ' ト 、, /´`ヽ ヽ、/ムレ'i`ヽ./! \_`7 ● '; '(ハ) Y Y ____ ,. -‐''"7__,,..-─ァ まぁいいや。 疲れたから、寝よう… | `/ /-‐─-='、> ,、 `ヽ/ `>ノ ) ヽ.>|_ヽ/| _,,..-‐'"´ヽ. |/ < ´) Y--‐`''"´ /i__,,.. - 、 /| `> 、_) | ̄V \| ヽ、,ノ / | < l ) ./___∧ /|-‐'" l__,∧ \ ,イ ; -‐‐-、__,,..--、 \|´"'' ー、'"`ヽ / ヽ、 __,>ー-‐<__フ r'´ i /| | ノ  ̄ ̄ヽ、 ー‐-‐< !、 ゝ__,,..-< \/___,,..-‐''" `ヽr-、..,,_____,,.>フ` ̄|´ヽ. ヽ / く/ /| | \/ \/ ,,、 / ヽ, ,..└  ̄ ` ヽ 、 ,. '´ ヽ ノ l ヽ N/ヘ _,,', r'´ r' イ、ノ \| レ' r=ァVl ) { ! l rr=- ‐ 、 (本当に、末恐ろしい妖精ですね。) レヽ.,トl ノ ( }' ', / . ‐、 .7'´ レ1 ヽ ル'レ' .i ノ , ‐'、 レ~i`ヽ 、 _ __ - ´ ! ノ四季映姫はチルノの安らかな寝顔を見てため息をつきました。 ,.-、 / ヽ _,,. -‐| |、 , |\_,. ‐''" ヽ/ i | | | ! r' / /! i /| ハ ヽ ン、く / / ] Y ノ ttテュ rェzァ // i ハイ | | ,. -、 // ヽヽ _,,. -‐| | 閻 l |、 , |\_,. ‐''" i l 魔 l | ヽ/ i | \ _r-ァイニ7二ハ二ヽ_ | | _r- -''7'´ / / i ; ヽ/!_ ! r'ア二7-/ /! i /| ハ ヽ ン、く\i - '/ / / ,.!/レ' |/ ! iヽ/<] Yi/ ノレ' ヘ/ (ヒ_] ヒ_ン レ ! /// i Y !'" "'iハリハ (…チルノも、いつか何かの大罪を犯してしまう時がイ ;' /! ハ ‐ 人 |/./| /\ 来るかもしれないと思うと、私はとても恐ろしく思う。). ! / ; イ_;イ>,、 _____, ,.イ/ノ |.//| 永 | ,. -、 // ヽヽ _,,. -‐| | 閻 l |、 , |\_,. ‐''" i l 魔 l | ヽ/ i | \ _r-ァイニ7二ハ二ヽ_ | | _r- -''7'´ / / i ; ヽ/!_ ! r'ア二7-/ /! i /| ハ ヽ ン、く\i - '/ / / ,.!/レ' |/ ! iヽ/<] Yi/ ノレ' ヘ/ __ __ レ ! / (今は、彼女のこの安らかな寝顔を歪ませる者が// i Y ! '" "'iハリハ 現れないことを、ただ祈りましょう。)イ ;' /! ハ ‐ 人 |/./| /\. ! / ; イ_;イ>,、 _____, ,.イ/ノ |.//| 永 |映姫は眠るチルノを愛しく思い、頭をそっと撫でようとしましたが、思いとどまりました。 …一方、さとりとこいしは氷漬けから開放されて神奈子の手によって牢屋に閉じ込められていました。 .._____.. ________ / ヽr" "ヽ/( ノ r ============r ) ( (r"v''ヽ # --.. `ヽ\ /\/ i r ハハ. / ∠.// # 人 人# \ヽ ノノ// r ノ//ノイノレ'\ ヽ  ̄ヽヽ ( ( i ノ ノ ハ ))ハ ヽヽノ (⊂⊃ ⊂⊃ // \ …。 ヽ人ノ,\ # ‐ /ヽ人ノ ̄" ( \. >.,、 _____,.、<#/ ) ............................... __ / # \//| /' ------------ / ..--....--....--...--.. ヽ _..,,-" __).. # \r--.. / r r 人___ ヽ '" '''' ( (#ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / 'ノ )ノ)ノ (ヒ_] ヒ_ン )( (# ) )/'ノ((⊃ ⊂)ヽ / ああ、姉さん。 ..r" 人 ― #ノ ( ( ところでね。 ノ# (/ >-‐--r‐' /)___) ............................... __ / # \//| /' ------------ / ..--....--....--...--.. ヽ _..,,-" __).. # \r--.. / r r 人___ ヽ '" '''' ( (#ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / 'ノ )ノ)ノ (ヒ_] ヒ_ン )( (# ) 烏天狗の奇命丸ってヤツ覚えてる? )/'ノ((⊃ ⊂)ヽ / あいつ、実は閻魔様だったんだ。 ..r" 人 ― #ノ ( ( ノ# (/ >-‐--r‐' /)___) .._____.. ________ / ヽr" "ヽ/( ノ r ============r ) ( (r"v''ヽ # --.. `ヽ\ /\/ i r ハハ. / ∠.// # 人 人# \ヽ ノノ// r ノ//ノイノレ'\ ヽ  ̄ヽヽ ( ( i ノ ノ ハ ))ハ ヽヽノ (⊂⊃ ⊂⊃ // \ …? ヽ人ノ,\ # ‐ /ヽ人ノ ̄" ( \. >.,、 _____,.、<#/ ) ............................... __ / # \//| /' ------------ / ..--....--....--...--.. ヽ _..,,-" __).. # \r--.. / r r 人___ ヽ '" '''' ( (#ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / 'ノ )ノ)ノ (__ __ )( (# ) 四季映姫様。 あの人の変装だったの。 )/'ノ((⊃ ⊂)ヽ / 私が原子炉の制御室に行った時に、会ったのよ。 ..r" 人 ― #ノ ( ( ノ# (/ >-‐--r‐' /)___) そして、本当は原子炉の熱暴走なんかできなかったの。 .._____.. ________ / ヽr" "ヽ/( ノ r ============r ) ( (r"v''ヽ # --.. `ヽ\ /\/ i r ハハ. / ∠.// # 人 人# \ヽ ノノ// r ノ//ノイノレ'\ ヽ  ̄ヽヽ ( ( i ノ ノ ハ ))ハ ヽヽノ (⊂⊃ ⊂⊃ // \ …。 ヽ人ノ,\ # ‐ /ヽ人ノ ̄" ( \. >.,、 _____,.、<#/ ) ............................... __ / # \//| /' ------------ / ..--....--....--...--.. ヽ _..,,-" __).. # \r--.. / r r 人___ ヽ '" '''' ( (#ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / 'ノ )ノ)ノ (__ __ )( (# ) それでね。 地霊殿で、影縛りされていたのに )/'ノ((⊃ ⊂)ヽ / どうやってここに来た? と私が聞いたらね。 ..r" 人 ― #ノ ( ( ノ# (/ >-‐--r‐' /)___) 地霊殿に帰ってきた姉さんのペットに助けられたって言ってたわ。 ............................... __ / # \//| /' ------------ / ..--....--....--...--.. ヽ _..,,-" __).. # \r--.. / r r 人___ ヽ '" '''' ( (#ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / 'ノ )ノ)ノ (ヒ_] ヒ_ン )( (# ) これって、結果的に私達は姉さんのペットに )/'ノ((⊃ ⊂)ヽ / 助けられたと言っても過言じゃないかもね。 ..r" 人 ― #ノ ( ( ノ# (/ >-‐--r‐' /)___) .._____.. ________ / ヽr" "ヽ/( ノ r ============r ) ( (r"v''ヽ # --.. `ヽ\ /\/ i r ハハ. / ∠.// # 人 人# \ヽ ノノ// r ノ//ノイノレ'\ ヽ  ̄ヽヽ ( ( i ノ ノ ハ ))ハ ヽヽノ (⊂⊃ ⊂⊃ // \ …助けるのが遅すぎるのよ、バカ。 ヽ人ノ,\ # ― /ヽ人ノ ̄" ( \. >.,、 _____,.、<#/ )さとりはとても小さな声でそう言いました。 ............................... __ / # \//| /' ------------ / ..--....--....--...--.. ヽ _..,,-" __).. # \r--.. / r r 人___ ヽ '" '''' ( (#ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / 'ノ )ノ)ノ (__ __ )( (# ) …。 )/'ノ((⊃ ⊂)ヽ / ..r" 人 ― #ノ ( ( ノ# (/ >-‐--r‐' /)___)そしてこいしは黙ってさとりを抱きしめました。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ .._____.. ________ .┃┃ / ヽr" "ヽ/( ┃┃ ノ r ============r ) ┃┃ ( r"v''ヽ --.. `ヽ ┃┃ / \/ i r ハハ ┃┃ ∠ .// 人 人 .┃┃ ノノ // r ノ/⌒ノイノレ' レ ヽ ┃┃ ( ( ( i ノ ==== === ハ ハ ┃┃ ノ ヽヽノ (⊂⊃ ⊂⊃ \ ┃┃ ) ヽ人 ノ,ゝ - ノ  ̄" ┃┃ ノノヽ ( \ >,、 _____, ,.イノ ┃┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃ ............................... __ ┃┃ / \//| ┃┃ /' ------------ ┃┃ / ..--....--....--...--.. ヽ ┃┃ _..,,-" __).. \r--.. .┃┃ / r r 人___ ヽ '" .┃┃ '''' ( ( ノ/(ノノ)ノノ/)/ ヽヽ / .┃┃ 'ノ )ノ)ノ (ヒ_] ヒ_ン )( ( ) .┃┃ )/'ノ ((⊃ ,___, ⊂)ヽ / .┃┃ ..r" 人 ヽ_ン ノ ( (. ┃┃ ノ (/ >-‐--コイ/ )___) ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┐ ┏━┓┳┏━┓┏┓┃┏━┓┏━┓┏━┓ │ ./│ ┃ ┃┣━┛┃┃┃┃ ┃┃ ┳┣━┫ │/ .│ ┗━┛┻┃┗┓┃┗┛┗━┛┗━┛┃ ┃ └─┘ ┼ヽ -|r‐、. レ | d⌒) ./| _ノ __ノ 【本を棚に戻す】
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※終盤にグロあります。注意。 私はミスティア、ミスティア・ローレライ。八目鰻屋の店主兼看板娘兼歌姫として働いている。 お酒と鰻を用意しながら早く誰か来ないかなと思っていると、誰かが暖簾を潜ってきた。 お客さんだ。 「やぁいらっしゃい。今日もいい八目鰻があるよ。ゆっくりしていってね」 「「ゆっくりしていってね!」」 お客さんは生きた饅頭、ゆっくりだった。 紅白の巫女に似たゆっくりれいむ、白黒の魔女に似たゆっくりまりさの一組。 ゆっくりのお客さんは初めてだ。 「おや、ゆっくりじゃないのさ。珍しいお客さんが来たものだね。ちなみにその台詞は私がいうものだよ」 「「ゆっくりしていくね!」」 「そう、それでよろしい。」 聞き分けがよくて助かる。もっとも、話が通じているかはよくわからないけどね。 とりあえず注文を聞くことにしようかな。でも、一見さんは勝手がわからないから、 こっちからオススメを出すことにしよう。 「何が食べたい?さっきも言ったけど、今日はいい鰻が入ったよ。それにする?」 「「ゆっ!」」 ゆっくり達は頷いた。 実はこれはただの鰻で八目鰻じゃない。だけどたいていの人はわからないから大丈夫。 仕入れるときは安く、売る時は高く、これぞ商売の鉄則。 「じゃあ、ゆっくり待っててね。鰻は焼きあがるまでに時間がかかるから」 「ゆっくりまってるね!」 ゆっくり達はふてぶてしい顔をしながらじっと待っている。 全く動かない。目の前に出されたお酒とお通しには目もくれずじっと待つ。 「♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」 「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」 ジュージューと鰻を焼く音と私の歌声が響く。 ゆっくり達は黙ったまま、石のように固まっている。 皮はぱりぱりに焼けて、身は肉汁を滴らせている。 たっぷりタレをつけて、よし完成 目の前のゆっくり達に変化があった。口からたらりと涎が出ている。 なんだ、結構可愛いところあるじゃん。 「はい、お待ちどうさま。ゆっくり食べてね。」 「「ゆっくりたべるね!」」 そういったそばから今までまったく動かなかったゆっくりががばっと口を広げる。 そしてかぶりつく。 「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」」 のんびりとした声とは裏腹に、ゆっくり達は今までのじっとした姿からは考えられないほどの速さで鰻に囓りつく。 ここでお酒とお通しにも手?いや、口か、とりあえず口をつけた。お通しは一口でぱくり、お酒は人のみでグビり、 本当に良い食べっぷり。 どこがゆっくりよ・・・。 でも、私の作った料理をあんなにうれしそうに食べられるのはちょっと嬉しい。 酒好きの多い幻想郷。お酒さえあればつまみは何でもいいって人もいる中、 こういうお客さんはありがたい。今度この子たちが来たときには本物の八目鰻をあげようかな。 でも、その食べっぷりはある幽霊を思い出させた。 白玉楼の大食い亡霊だ。 「そういえば貴方達って饅頭なんだよね?あの大食い亡霊に食べられたりしないの?」 ふとした疑問。動く饅頭なんてものがその辺りにいたら、あいつが黙っていないだろう。 一匹残らずに食べつくされるかもしれない。 ゆっくり達は鰻に囓りつくのをやめて、口の中にある分を飲み込むと、よどみのない声で言う。 「「ゆっくりたべられるね!」」 「それじゃあ、いつかあなたたちって一匹もいなくなるんじゃないの?そんなときはどうするの?」 ゆっくり達は妙に達観した顔で答える。 「「ゆっくりした結果がそれだよ」」 理解できない。やっぱりこの子達の考えてることはわからない。 そう思ったところで今気がついたことがある。この子達お金持ってない。 「ところでお客さん、御代は?」 そうだよ、珍しいお客さんだからそればっかり気になってお金の事を忘れてた。 この子達はいったいどうするつもりなのだろうか。帽子やリボンには・・・ないみたいだ。 それなら身包みを剥がす?帽子とリボンしかないじゃん。全然足りないよ。 もし食い逃げなんてするつもりならこいつらを鰻の代わりに焼いて、次のお客さんに焼き饅頭として売り出してやろうと思った。 するとゆっくりれいむは私のほうを向いて答えた。 「「ゆっくりまっててね!」」 「?」 どうしたものかと私が首をかしげていると、ゆっくりれいむが箸を咥えた。 根っこの方を持って、先のとがった部分は目の前を向いている。ゆっくりまりさだ。 ゆっくりまりさは口をあけて目の前を向いている。その下にはお皿。 ゆっくりれいむは目の前のゆっくりまりさ目がけて箸を突き出す まさか・・・・・・・・ まさか!!! 「ゆ゛ぎぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」 ゆっくりまりさより吐き出されるのは餡子。その顔は真っ赤に染まり、目が飛び出るのではないかっていうくらい開いて、 体はぶるぶると痙攣している。 ねちょり、ねちょりと黒い餡子が糸を引いてずるりずるりと出てくる。 わぁ、まるで魔法みたい。さっきまで食べていた鰻はどこに行ったんだろう? わたしがぼんやりと見ていると今度はゆっくりまりさが箸を持ち、口をあけたゆっくりれいむめがけて突き出す。 そしてまた吐き出される餡子。二つの餡子がネチョネチョと混ざり合う。 私はあの大食い亡霊に追い詰められたときのような感覚がした。 こういうのなんていうんだっけ、恐怖? ゆっくりれいむが餡子を吐き出し終えたら、私のほうを向いてくる。 二匹ともげっそりと青い顔をしている。 怖えぇ! 「「さぁ、おたべなさい!」」 結局私は餡子を受け取って、それを見たゆっくり達は満足そうな顔をして帰って行った。 次に来たのは緑色の髪をした巫女と白黒の魔女の二人組みだった。 餡子は緑色の髪をした巫女にあげた。「珍しいお客さんだからサービスです」って言ってね。 その子は餡子だけ出されてちょっと不審に思ってたけど、やっぱり女の子。 甘みに対する誘惑は捨てられなかったらしい。一緒に来た白黒の魔女が説得していたせいもあると思うけどね。 その子をお酒で酔わせたりしてね。ちなみに魔女は一口も餡子に口をつけていない。 緑色の髪の巫女はほっぺたに手を当てて餡子を頬張る。おいしそうにぱくぱく、ぱくぱくと。 彼女の幸せそうな顔は今でも忘れられない。そしてこれからもそうだろう・・・・・。 6スレ目 おぉこえぇこえぇw みすちーも一口だけでいいから食えばよかったのに… -- 名無しさん (2008-12-09 15 18 47) 名前 コメント
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苗取歌 初出 ゆっくりしていってね!!!のガイドライン ★127 ■苗取歌”上” _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン ).! / ,' !_ハ_! ,ハ"" ,___, "" !コ i ---では、このお守りをお持ち下さい ソーr' ! ヽ _ン r'´二.ヽ ', ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i 八坂様は風雨を司る神でいらっしゃいますから i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ きっと豊作に恵まれますよ ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' ┌ヘ、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ │御│ /二_'i | | ) `i Y´_,.]、 | 柱 | / / | !| / !゚zD゚) ', /i´'; ` ,.く ヽ、__! !|レ'"´`'┬'´ ヽ、 i._、'; ! / `ー‐‐‐'、ヽ、 rヘ. //ヽ <・・・そんなに都合良くいくものかね・・・ この日照り続きじゃとても・・・ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i 信じてお祈り下さい ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | 微力ですけど私の力も添えさせていただきますね i ,' ! ' _ _ ` ! / ,' !_ハ_! ,ハ ⌒ _ ⌒ !コ i きっと良いことが起こるお守りです ソーr' !'" ヽ 〕 ""'r'´二.ヽ ', ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_<はあ・・・そうなるといいが・・・ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン )! / ,' ・・・ふう !_ハ_! ,ハ"" "" !コ i 信仰は地道に ソーr' !'" 、 'r'´二.ヽ ', 獲得していかなければ ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i ダメよね・・・ i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ /二_'i | | ) `i Y´_,.]、 __/ / | !| / !゚zD) ', /i´'; ` ,.く ヽ、__! !|レ'"´`'┬'´ ヽ、 i._、'; ! / `ー‐‐‐'、ヽ、 rヘ. //ヽ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i あ ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | そろそろお昼の時間か i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン )! / ,' 出店で何か買って帰ろうかな・・・ !_ハ_! ,ハ/// /// !コ i ソーr' !'" 、 'r'´二.ヽ ', 確か、あの通りに美味しそうな五平餅のお店が・・・ ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ・・・? ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' ぐううっ> 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ /二_'i | | ) `i Y´_,.]、 ,.-‐(゚~゚) で険まl /,Lイi_ハ ノ /) すしだl あ ・ !ハ(0 0)!イ( ねいまl ,.-‐(゚~゚) ・ ・ `ソー^、イz'ハ) : みだl /,Lイi_ハ ノ /) ・ ・ / ヽ 八た道l !ハ(0 0)!イ( ・ ・ _/ l ヽ 坂いはl _ソー⊃、イz'ハ) ・ しl i i 様 l / | | \ ・ l ート : l /|/ | |\|\  ̄ ̄¨¨~~ ‐‐‐---─| | | | | | |ヽ おーい巫女さーん>| ( )/ | | ヽ_|( ) 、 l ┌ヘ、 | ヽ - ,.-‐(゚~゚) l │御│ / ヽ ´ /,Lイi_ハ ノ /) l | 柱 | / ヽ !ハ(0 0)!イ( l _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン )! / ,' あ・・・はい? !_ハ_! ,ハ"" "" !コ i 何でしょうか? ソーr' !'" ⊂⊃ 'r'´二.ヽ ', ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ /二_'i | | ) `i Y´_,.]、 __/ / | !| / !゚zD) ', /i´'; ` ,.く ヽ、__! !|レ'"´`'┬'´ ヽ、 i._、'; ! / `ー‐‐‐'、ヽ、 rヘ. //ヽ<ああ・・・突然呼び止めてごめん いや 最近君が街でお守り配ってるのを見かけるからさ 熱心だなって思って その・・・神様だっけ? _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | i ,' ! ,ー、 ,ー、 )! / ,' あ・・・いつも失礼してます !_ハ_! ,ハ// ,___, /// !コ i ソーr' !'" ヽ _ン 'r'´二.ヽ ', ええ・・・私たちの神社の神様は農業の神様ですから ;' ノノ >.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i みなさんの暮らしも身近な神様なんですよ i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ レ'⌒ヽ ハノ<そうなんだ 今度ゆっくり話を聞かせてくれよ _,,.. -- 、__,,..,,__ | ,. -<. `ヽァo、`ヽ. バ | 気悪こ´ ) ';`ー゚) '、 チ | でごあ をいの ; ! i'´ .i ィ | はざり ,.-‐(゚~゚) 付妖あ _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ッ | 失いが/,Lイi_ハ ノ /) け怪た'; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | | 礼まと!ハ(0 0)!イ( ても り.! ///////////.! / ,' j! / | しすう `ソーヮ、イz'ハ) な出は,ハ"" ,rェェェ、 "" !コ i ノノし'!, | ま /| |ヽ る' ! |,r-r-| r'´二.ヽ ', ヽて | す /~| |~ヽ かノ>.、.,`ニニ´ ,.イ/´ _iノヽ i , ノ(` | / | | ゝ ら<あーあー・・・ 警戒心がまるでないな 新参者ってのは本当だな 悪いのは妖怪だけじゃないってのによ へへへ巫女さんだぜ巫女さん 久しぶりに楽しめそうじゃないか なそ ,.-‐(゚~゚)縄なlいれ/,Lイi_ハ ノ をわl こあ よよは!ハ(0 0)!イ 解っl れ ` う 縄`ソー⊃、イz' い ・l はあ ,.-‐(゚~゚) お じ / ヽ て ・l 何な /,Lイi_ハ ノ /) 目 ゃ | l ヽ 下 ・l 事た !ハ(0 ー!イ( 覚 l i__i さ l で達 _ソー⊃、イz'ハ) め l ,ー' い l すは /| |`ヽ か ̄ ̄¨¨~~ ‐‐‐---─| か : | | | | い ____」_ | : さ ヽ| |ソ 早 |Nitori| カ l ?! っ | | 苗 /|ノ )t) | チ l き | ヽ ち | ノ__」 ッ l の / ヽ ゃ | | l : / ヽ ん ̄ ̄ ¨¨¨ー─‐‐--- ,,, __ ____人人人人人人人___ | ̄¨¨` ー──---─────だ、ダメぇっ・・・ <o、`ヽ 例す| も河ヒ ^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄`ー゚) '、 えご| ら童ミ こ な ; ! i'´ .i ばい| っにツ ,.-‐(゚~゚) れ ` _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i こだ| た作の /,Lイi_ハ ノ /) は何'; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | うろ | んっ手 !ハ(0 0)!イ(__ ・ な.! (◯), 、(◯).! / ,' や | だて錠 「~`ソーロ、イz'「 」 ・ ん,ハ/// ,rェェェ、 ///!コ i っ | だ 「 ̄「| |`i ̄| ・ で' ! |,r-r-| r'´二.ヽ ', て | よ ヽ_/| |\_ノ すノ>.、.,`ニニ´ ,.イ/´ _iノ すっ | | | か (中略)<どれ、試しに お知りの穴のシワの数でも数えてあげようか いっぽーん にほーん _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | なっ・・・何をっ・・・!! i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン ).! / ,' !_ハ_! ,ハ | |/ / / / | | !コ i や、やめて下さいっ・・・!! ソーr' !' | | , -- 、 | |r'´二.ヽ ', ;' ノノ>.、.,ー'⌒ー' ,.イ/´ _iノヽ i i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ', ! /,'r'7´  ̄ ヽi / レ'/ i`7 、_)、ノヽ/ヽ/7 i(二`ヽノァこ_____〉」,,..,,_ /)/ ;' ) `i Y/ '´ `ヽ. r'´// / !゚zD゚) ; ' 、 ン'´ ,'iレ'"´`'┬ ;' i ' , / |`'ァiン / ;' ;ハ / / i/,. ' / ; -‐ァ、 ! __;; ! ,.へ.,/ ,' / ;' //´`ヽ; ///´ `ヽ r'______>、__ __」____i i / ムイ/ / ヽ、  ̄ `'ー--=ニ!二! ___ i、r/‐-i __ V´ ヽ、.,______ソ' ̄´`ヽ、,_____ノ <にじゅっぽーん にじゅういっぽんッ!! わかった早苗ちゃんのお尻の穴のシワは21本だ! ほら言ってみな早苗のお尻のしわは21本ですって _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | i ,' ! 旡≧/ /≦乏 )! / ,' !_ハ_! ,ハ!| |/ / / / | | !コ i いっ ソーr' !'"| | , -- 、 | | ヽ _ン 言えませんッ・・・!! ;' ノノ >.'| ー'⌒ー'_ | |iノヽ i (中略)<へへ・・・これでどっちの子供か分からなくなっちまったな・・・ 神様によろしくな、早苗ちゃん あなたの巫女は俺たちが汚しちゃいました~ってな それとも、巫女やめて俺らの奴隷になる? _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! ; ! i'´ .i うくっ・・・・・・ ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ひっ・・・ ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | ひっ i ,' ! 旡≧/ /≦乏 )! / ,' はっ !_ハ_! ,ハ!| |/ / / / | | !コ i ううっ・・・ ソーr' !'"| | , -- 、 | | ヽ _ン ;' ノノ >.'| ー'⌒ー'_ | |iノヽ i _ | | ,.-‐(゚~゚) | | /,Lイi_ハ ノ /) | | !ハ/////!イ( | | _ソー-、イz'ハ) ザッ ( ̄) ̄|_| | \ .| 「| / | |\|\ ザッ | ||/ | | | |ヽ | | | | ヽ_|( ) | | | ヽ ∥ヽ / ヽ ///ヽヽ/ ヽ <-なえっ 早苗っ _,, _,,.-―-、.,_,. <  ̄ヾ´ ヽー‐-、, `ソ-‐、 ,' - ― ― -.ヽ ヽ、__ _ノ , _.z=======ゝ、_ヽ _ノ´ ヽ _,,.. -- 、__,,..,,__,,..-ァ , ''/ヽ'、 ,´ ̄ ̄ ̄`"' .\ヽ ', ,. -<. `ヽァo、`ヽ. 早)・・・ああ、八坂様ですか ノ∧' ´ フ´ ヽ ヽ , '7´ ) ';`ー゚) '、 すみません、何でしょうか /i .∨ レヘ/ %A ,' ', ', `i'-、_ノヽ, ノ ! ; ! i'´ .i ∧ i / 、__, i i ヽ | ∧i ,. ''"´ ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i 神)あーいや・・・何って言うか・・・∨八 ,' /」__.! /,| ,/、ハ;;ハ , イ ∨!' .;' ,' '; L./ |__」/!_」__ ソ ,.イ | 早苗、どこか具合悪いの? ノ ヽ | /´ ( ヒ_] レ' ヒ_ン) イイ ノ i ∧'、 `Y i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン )! / ,' 何となくそう見えるんだけど・・・/ l レ'iヘ!" ,__, " i i ヽ./ )` _ノ !_ハ_! ,ハ"" "" !コ i ハ ノ ,' ノ ハ! ヽ _ン 人 ' l !/´`. ' ソーr' !'" ○ 'r'´二.ヽ ', | ,' ノ イ ト> ,、_____, .イ ! ', ノ ,' ∠._ ;' ノノ>.、.,_ _,. イ/´ _iノヽ i !ノゝレ'( i、 ーく,ハ /]ハ ヽ ,'"´ i ./ i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ く`'ーァ1' `( ○く)’ )_`ゝ ノ`イ ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' 、_)、 ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ _!_ ,! ! /_! ';`ー゚) '、 ノ ! |__」 _」_ i'´ .i ;.' '; ////// (_ )) .,i ,i いえ・・・別にどこも悪くないですよ? ,' '; "" ,___, "" ソ ,.イ | 勘違いなさってるんじゃあないですか i ,' ! .! / ,' !_ハ_! ,ハ !コ i ソーr' ! r'´二.ヽ ', ・・・私、そろそろお夕飯の ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i 支度しないと・・・ i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' 失礼しますね 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_神<あ・・・ちょっと・・・ (rr=-)-‐─- ..,,_ `7´ `ヽ.,.._ _,,.. -‐'─-- 、..,,_ (rr=ア) / `゙'' 、T ,' ,.. --──- 、 .,_ `ヽ! '、. / `ヽ. \ `Y . !. /‐/‐! /! /! \ ヽ. |,ハ.__|/ ‐、レ' |/‐ 、 / ∨ 〉 あ、早苗・・・ ´ |/| (ヒ_] ヒ_ン)/| | / /7'" スワこ)|‐ ' / /ゝ、 ⊂⊃ "/ /|_) ,' く/|/| /!,>,、___,,.. / /! 〈 ´ .レ'// ゝ、_ノ/ ト、 , ヽ. i7 ト、 |___」 ∨レへノ _,,.. -‐ァ'"´ ̄`7ー 、.,_ ,ト、_/|___>-‐ァ7"´  ̄`ヽ、 `メ、 , -‐ 、, -─-- 、.,_ く \/|>-‐──- 、., /| \_ノ\ ,.i ( )! `ヽ,. -、 />''"´ ´ ̄ ̄`"' 、 \| \_,ノ 、 ./ ゝ-‐' _____ !. ( ) / \ ' , ∧ ,ハ _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' / ∨ハ ./ |ハ ', 神)早苗 ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 ,' / __/ /| i ヽ; | ! \.| .|_/| どうしたのかしら・・・? '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,. ヽ. | ;ハ/トゝ / '、 /_ i '; '、/| | | `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ', ノ'; | / | (ヒ_] ヒ_ン )_;ハ | ヽ/ |_/| 諏)うん・・・ _ノ i=ハ ' (ヒ_] ヒ_ンハ.ノi i /∨ 7,, "" |/! / ハ| | `. ' iX| ノ!レノ ! | ト、 ⊂⊃ '/レ' | | | |_/| ∠._ ノ |=ヽ、 ^ ノ!i レ ∨´|\| へ、 / / / ノ / / ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | |/| レへ `>r-‐,∠ __; イ/| ; イ/_,/ ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | \_ \ /´ カナこン´ ` /レ'´ /_,/ \_ \__________/_/ \/_/_/_/_/_/_/___/  ̄ ̄ ¨¨¨ー─‐‐--- ,,, __ ____ _,,.. -- 、__,,..,,__ | ̄¨¨` ー──---──,. -<. `ヽァo、`ヽ. | ) ';`ー゚) '、ガタッ l ,.-‐(゚~゚) ; ! i'´ .i l /,Lイi_ハ ノ /) トントン _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i う…ッ l !ハ////)!イ('; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | l `ソー^、イz'ハ) トントン.! (ヒ_] ヒ_ン ).! / ,' l / i ヽ,ハ"" ,-─、 "" !コ i l / /l l !. ! { ̄ ̄ `、 r'´二.ヽ ', l __| i_l__l l__ノ>. ヽ__ ヽ/´ _iノヽ i l i_n)── | |┐. ン´ ,,.ィ`i7こヽ ヽニ、ヽ,ハノ l | || ̄ ̄~/ )| : , -‐ 、, -─-- 、.,_ : _,,.. -‐─- 、,_ : ,.i ( )! `ヽ,. -、: : トヘ-ァ`フ´─-=ニ二ヽ、 ヽ.: : ./ ゝ-‐' _____ !. ( ) : : y´Y´ `ヾ)、: : _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' : : ./ ; '; ヽ; `ヽ.: 早苗!!: ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 : : ,. ' / ! ; ;ハ ! '; ';:: '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,. ヽ.: : ノ / ;' ;' /! /ィ'_」__ ! ';: 早苗っ!? :`Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ', ノ': : , ' ;' ! メ、/ レア レハ! '; !:: _ノ i=ハ (◯), 、(◯).ノ i i: : i i ヽァi(◯), 、(◯) .| )! ノ ' 、: : `. ' iX'i" ,rェェェ、 "'ソノ!レノ: : ゝ、 '、 ハ!"" ,rェェェ、 ". イ ヽ.:: ∠._ ノ |=| 、!⊃ |,r-r-| ⊂!i レ : :`ン)ヘ/i`,. |,r-r-| . / ' ,: : ,.ヘ,) | |>,_`ニニ´_,.,,.イ | | : : ,. ' `'ァ`二_´_ .,.イ! !: : ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| ! | : : .( ;' ンr!ー''ヘ'`丶、 ;イ ノ : _,,.. -- 、__,,..,,__ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 ノ ! _!_ ,! ! /_!_ i'´ .i _人人人人人人人人人人人人人_ ;.' '; L./ |__」/!_」__ ,i , i 、 > < ,' '; 旡≧/ /≦乏レ ソ ,.イ | ; > うええっ・・・あ < i ,' !| |/ / / / | |! / ,' > ぅ・・・あああぁっ・・・ < !_ハ_! ハ| | , -- 、 | | !コ i > < ソーr' !| | ー'⌒ー'_| |'r'´二.ヽ ',  ̄^ Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ;' ノノ >.、., _,. イ/´ _iノヽ i i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ レ'⌒ヽ ハノ 【”下”へ続く】